東京外環状・JR武蔵野線7


府中本町駅方面の線に接続する連絡線の下を交差します。


西船橋駅方面の線は先に連絡線と合流します。


カーブを曲がり、東北新幹線と埼京線の下を交差します。
交差し終わった後、府中本町駅方面の線と連絡線が接続します。

10(JM26)、武蔵浦和(むさしうらわ)Musashi-Urawa


相対式2線の駅です。
埼京線の開通と同時に開設されました。
武蔵野線建設時は埼京線が出来ることを全く想定していなかったので、
武蔵野線と埼京線の乗り換えは取って付けたような感じになっています。
特に武蔵野線西船橋駅方面ホームから埼京線に乗り換える場合は、
一旦階段を降りて武蔵野線を下を通り、階段をのぼって長い連絡通路を歩いて、
更に長い階段をのぼって埼京線のホームに行く形になっています。
埼京線は武蔵野線より後に開通したので、
他のJR幹線の優等列車、中距離列車が停車しない中、
快速と通勤快速を停車させています。
そのため、池袋駅や新宿駅、渋谷駅に行く場合はこの駅で乗り換えた方が便利です。
しかし、大宮駅に行く場合は、埼京線のホームが地下深くにあるため、
ここで埼京線の快速に乗り換えても、
この先南浦和駅で京浜東北線に乗り換えても差が無く、
むしろ、京浜東北線の方が先に大宮駅の改札口を出られる場合が多いです。
なお、埼京線は書類上東北本線(宇都宮線&京浜東北線)になっていますが、
運賃計算上ではしっかりかっちり独立路線になっているため、
武蔵浦和駅から南浦和駅間の利用でも特に割引はありません。
埼玉県内は他の民鉄との併走路線が少なく、
特定割引運賃の適用区間が無いので、
埼玉県内のJR東日本利用客(特に高崎線)は、
東京都や千葉県、神奈川県利用客よりも割高の運賃を払っていることが多いです。
実はJR東日本にとって埼玉県が一番の稼ぎ頭地域になっています。
(鉄道博物館やエキュートを大宮に造ったのも少なからず上記の理由があります。)
武蔵浦和駅周辺は開発が急ピッチで行なわれ、
高層マンションが多くなっています。
また、武蔵野線のホームすぐ北側にさいたま市の南区役所と、
さいたま中央郵便局があります。


武蔵浦和駅を出ると中山道こと国道17号線の上を交差します。


前方に丘陵が迫ります。


丘陵になると根岸トンネルに入ります。
根岸トンネルは厳密には第一と第二の2つのトンネルになっていて、
一旦トンネルを抜けてまたトンネルに入る形になっています。
しかし、間は防音シェルターに囲まれているので、
特に明かり区間になるわけではありません。
防音シェルター部分は上下線間の柱が無いので、なんとなく分かります。


根岸トンネルを抜けます。


カーブのまま南浦和駅になります。

11(JM25)、南浦和(みなみうらわ)Minami-Urawa


相対式2線の駅です。
京浜東北線との乗り換え客が非常に多く、
武蔵野線では一番利用客が多くなっています。
乗客の大半がこの駅で入れ替わります。
京浜東北線のホームを避けるように武蔵野線のホーム階段があるため、
若干分かりにくい構造になっていますが、
さほど乗り換えが不便なわけではありません。
駅周辺は商業地帯で雑居ビルが林立しています。
武蔵野線の乗り換え客を含めると浦和駅より利用客があります。


しばらくビルの間を走ります。


道路が斜めに交差します。


ここら辺で藤右衛門川を渡ります。
橋梁になっていないのと、小さい川なので乗客の殆どは気付かないと思います。


カーブを曲がります。

東京外環状・JR武蔵野線8

川柳五七の新電車のページ1JMへ戻る

川柳五七新電車のページトップへ

たわたわのぺーじトップへ