常陸への大動脈・JR常磐線17

22、牛久(うしく)Ushiku


相対式2線に中線が1線あり、その他側線がある駅です。
高度経済成長期からバブル期にかけて映画制作会社「東宝」の系列会社、
東宝不動産が大規模開発を行い、爆発的に人口が増えた地帯です。
牛久市のあちこちに東宝不動産が開発した住宅団地があり、
市民の大部分は東宝不動産が開発した住宅団地の住民になっています。
駅の東側に神谷傳兵衛が創業したワイン工場の牛久シャトーカミヤがあり、
そこの建物は国の重要文化財になっています。
駅から東に7キロ程度離れたところに東京本願寺の牛久浄苑があり、
歴史的価値はないのですが、日本最大の牛久大仏(平成4年建築)があります。


牛久駅を出るとカーブになります。


道路の下を交差します。


再び直線です。
新興住宅地が広がっています。


細かな起伏があり、
浅い切通しになります。


住宅地が続きます。


国道408号線の下を交差します。


くだり勾配に切り替わります。


どんどんくだっていきます。


首都圏中央連絡自動車道(圏央道)の下を交差します。
丁度ここに交交セクションがあります。


小野川を渡るとのぼり勾配になります。


雑木林を抜けるとひたち野うしく駅です。

23、ひたち野うしく(ひたちのうしく)Hitachino-Ushiku


2面4線の駅です。
上下線同時に退避待ちが出来るので、
この駅でよく特急の通過待ちを行ないます。
駅名は「野」だけ漢字になっていますが、
これは格助詞の「の」と勘違いしないようにするためだと思われます。
平成10年に出来た新しい駅ですが、
実は以前、この辺に一時的に駅がありました。
その駅は「万博中央駅」で、
昭和60年のつくば国際科学技術博覧会の開催時期だけ営業していました。
その後、駅施設は撤去され更地になりましたが、
再びひたち野うしく駅として(間接的ですが)復活しました。


ひたち野うしく駅を出ます。

常陸への大動脈・JR常磐線18

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