常陸への大動脈・JR常磐線13


上下快速線の間に待避線があったようですが、
今は撤去されて何もありません。


再び上下快速線が合流すると、
今度は各駅停車線が離れて行きます。


のぼり勾配になります。


カーブを曲がり、利根川の築堤を過ぎます。


利根川橋梁になります。
新しく造った各駅停車線の橋梁は全体にトラスがかかっていますが、
快速線の橋梁は、本流部分のみトラスがかかっています。
(現在、快速線の新橋梁建設中)


快速線のトラスは上下線で別々になっています。


利根川を渡り終わると茨城県に入り、すぐ取手の市街地になります。


構内が広がると取手駅です。

1918(JJ10/JL32)、取手(とりで)Toride


快速線が2面4線、各駅停車線が島式2線の計3面6線の駅です。
各駅停車と快速の直流専用電車はこの駅折り返しです。
茨城県で一番利用客の多い駅で、
関東鉄道常総線の乗り換え客の他、
駅単独の利用客も多いです。
駅から結構離れた所に中小の住宅団地があり、
そこからバスで取手駅に向かう人が多くなっています。
駅周辺は意外と栄えてなく、駅ビルのある西口は少し歩くとすぐ畑になったりします。
駅は変な構造になっていて、
西口の橋上駅舎は一見東西自由通路に見えるのですが、
東口には行けません。
西口から東口に行く場合は地下道を通ります。
東口に降りる場合は天王台駅側の階段を降りる形になっているので、
西口(または関東鉄道乗換え)か東口に行くかで、
降りる階段を間違えないようにしなければなりません。
関東鉄道のホームは北西側にあり、
改札は独立していますが、専用の乗り換え口もあります。
西口の駅ビルは松戸駅と同じボックスヒルで、
JR東日本系列がデベロッパーになっています。
JR東日本のデベロッパー関連会社はルミネ、エキュート以外はこまごましていて、
統一感があまりありません。
これは国鉄時代、それぞれの駅ビルがそれぞれ独立して造られたからです。
しかし、徐々に「ルミネ」に変更しつつあります。


取手駅を出ると右カーブになり、関東鉄道常総線と分かれます。


上下線の間に引き上げ線が、
下り線の横にかつてキリンビール引込線だった線路があります。


丘陵の横を走ります。


キリンビール工場横のカーブを曲がります。


そして、やっと直線になり、スピードが上がります。

常陸への大動脈・JR常磐線14

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