真ん中真っ直ぐ・JR中央線17

22(JC14)、東小金井(ひがしこがねい)Higashi-Koganei


2面3線の駅です。
昭和39年開業の比較的新しい駅です。
付近は閑静な住宅地で、
南西に東京農工大学、北に法政大学工学部があります。


中線が合流します。


左手はJR武蔵境交流変電所になっています。
新潟県にあるJRの水力発電所から送電線が繋がっていて、
ここから各方面のJR変電所へ送電線を分岐しています。
鉄道省時代からの歴史のある変電所です。


ややのぼり勾配になります。


右手から西武多摩川線が近付きます。


西武多摩川線も高架橋になります。


西武多摩川線への連絡線を分岐します。
西武多摩川線は他の西武鉄道の路線と繋がっていないため、
大規模車両検査や車両の入れ替えの場合は、
この連絡線を通り、立川駅〜八王子駅(方向転換)
〜新小平駅〜新秋津駅〜所沢駅と言う行程で回送されます。

21(JC13)、武蔵境(むさしさかい)Musashi-Sakai


相対式2線の駅です。
地上駅時代は下り線と西武多摩川線が同一のホームだったので、
改札内乗り換えが出来たのですが、
現在はJRと西武で別々の改札口になったので、
一旦改札口を出る必要があります。
駅の東に日本獣医生命科学大学、北西に亜細亜大学があります。
また、駅の北には境浄水場があります。


若干、線路を左にふります。
地上線時代、ここら辺から北方向へ境浄水場への引込線が出ていました。


少しの間だけ平坦な区間になります。


右手が三鷹車両センターになります。
ここは国鉄車庫時代の昭和24年に無人の列車がいきなり暴走して、
三鷹駅の南口広場前に突っ込んだと言う事件が起きた所です。


くだり勾配になります。


線路を左にふります。
かつてこの辺りから北西方向に武蔵野競技場前駅に行く支線が出ていました。
この支線は昭和26年に開通したのですが、昭和34年には廃止となり、短命で終わりました。
当時、終点の武蔵野競技場前駅傍にはグリーンパーク野球場があって、
1シーズンだけプロ野球が開催されました。
現在、球場跡は武蔵野緑町パークタウンと言うマンション群になっています。


緩行線方向に線路が分かれていきます。
早朝、深夜に運転される各駅停車がここで緩行線へ転線します。


三鷹通りが下を交差すると三鷹駅です。

真ん中真っ直ぐ・JR中央線18

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