真ん中真っ直ぐ・JR中央線15
25(JC17)、西国分寺(にしこくぶんじ)Nishi-Kokubunji

相対式2線の駅ですが、
下りホームはもう1線南側に線路が敷けるような用地が確保されています。
昭和48年の武蔵野線開通に合わせて、
同線との乗り換えが出来るよう、この駅が新設されました。
他の武蔵野線〜JR幹線の乗換駅と異なり、
全ての列車を停車させることが可能なのですが、
特急は兎も角、特別快速や通勤特快も通過します。
武蔵野線との乗り換えは府中本町駅方面と西船橋駅方面では、
のぼる階段が異なるので注意が必要です。
駅の利用客の大部分は乗り換え客なのですが、
中央鉄道学園跡地にマンションが出来たため、
駅自体の利用客も増えつつあります。
武蔵国分寺は次の国分寺駅より近く、南へ徒歩15〜20分程度です。
駅南西の丘陵地には多摩総合医療センターなど病院がいくつか集中してあります。

西国分寺駅を出ると線路を左に振り、
元の位置に戻ります。
南側にはマンションが建ち並んでいますが、
ここにはかつて、中央鉄道学園がありました。

左手が谷になります。

右手に1線分の用地があるのですが、
ここにはかつて中央本線支線(通称・下河原線)の線路がありました。
下河原線は国分寺駅から東京競馬場前駅まで結んでいたのですが、
武蔵野線建設に伴う線路用地転用のため、廃止されました。

左手から西武国分寺線の線路が近付き、中央線と併走します。

線路を右にふると国分寺駅です。
24(JC16)、国分寺(こくぶんじ)Kokubunji

3面5線になっていますが、北側の1面1線は西武国分寺線のホームなので、
中央線だけで見ると2面4線です。
上下線とも副本線があるため、
この駅で緩急接続や通過待ちをすることが多いです。
西武国分寺線のホームは中央線にぴったり寄り添っていますが、
これは西武国分寺線の前身の川越鉄道が、
中央線の前身である甲武鉄道の系列会社だった名残です。
駅南側は駅ビルのほか、マンションやホテルが壁のように並んでいるため、
写真の通りホームは昼間でも薄暗い感じになっています。
駅の利用客は多いため、通勤特快、特別快速停車駅になっているのですが、
利用客の半分近くは西武線との乗り換え客です。
駅周辺は商業地になっていますが、
立川や八王子に比べると活気に乏しく、
北側も南側も区画整理が十分にされてないため、
雑然とした街並みになっています。
国分寺駅南側すぐに殿ヶ谷戸公園があり、南西にはリオンの工場があります。
北西には日立製作所の広大な研究所が広がっています。
その日立製作所研究所の中にある池は野川の源流になっています。
北東に東京学芸大学、東に東京経済大学があるのですが、
何れも国分寺〜武蔵小金井間の中途な位置にあるため、
駅から歩きます。

国分寺駅を出ると線路を左にふります。
左手にはかつて貨物用側線がいくつかあって、
西武鉄道との貨物の授受が行なわれていました。
現在、西武鉄道では貨物の運用が無く、
新車、譲渡車などの授受も所沢〜新秋津の連絡線経由で行なわれています。

都道133号線の上を交差すると切通しになり、
のぼり勾配になります。

左手は早稲田実業学校高等部の敷地です。

のぼり勾配が続きます。

右手が東京経済大学の敷地になると、勾配の角度が急になり、高架にのぼります。

高架のサミットで連雀通りが下を交差します。
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