真ん中真っ直ぐ・JR中央線6

34(JC26)、藤野(ふじの)Fujino


島式2線のホームです。
神奈川県内にある中央線の駅はこの駅と次の相模湖駅だけです。
北の山と相模川に挟まれた狭い土地なので、
上野原や相模原与瀬の市街地に比べると狭く、活気が乏しいです。
新興住宅などはどちらかと言うと相模川対岸の南側にあります。


藤野駅を出ても上下線は微妙に離れたままです。


上下線が離れます。


左カーブのままトンネルに入ります。


下り線に一旦近付きますが、すぐ離れます。


上下線の高低差が逆転すると、
新与瀬トンネルに入ります。
建設の古い下り線はトンネルを出たり入ったりして、
一部は相模湖の入り江を渡ったりするのですが、
上り線は新しいので、このトンネルで一気に行きます。


新与瀬トンネルを抜けると、相模湖駅です。

33(JC25)、相模湖(さがみこ)Sagamiko


2面3線の駅で、その他北側に側線があります。
昔は「与瀬」と言う駅名だったのですが、
昭和22年完成の相模ダムで堰きとめられて出来た、
「相模湖」の観光目的のため、昭和31年に今の駅名へ変更されました。
駅から相模湖畔にかけて相模原与瀬の市街地が拡がっています。
相模湖畔には相模湖公園や遊覧船のりばなどがあり、
ちょっとした観光スポットになっています。
また、東側の嵐山に登ると、相模湖が一望出来ます。
駅の南東の少し離れた所に富士急行系のアウトドア型遊園地である、
さがみ湖リゾートプレジャーフォレスト(旧・相模湖ピクニックランド)があります。


相模湖駅を出ると左カーブです。


上の山トンネルに入ります。
鳥沢〜相模湖間は下り線の方が旧線である場合が多いのですが、
相模湖〜高尾間は一部上り線の方が旧線になっています。
上下線のトンネル断面にかなりの差があり、
旧線の方はトンネル断面が小さくなっています。
昔は旧線のトンネルの制約で、
パンタグラフの土台を屋根構体中ほどまで下げた、
専用の車両しか走らせられなかったのですが、
架線の改良とトンネル断面の拡幅、パンタグラフの技術向上により、
現在はその制約が解消されています。


一旦、トンネルを抜けますが、
直ぐトンネルです。


左カーブになります。


下り線と合流します。


上下線と新旧線が入れ替わり、新小原トンネルに入ります。

真ん中真っ直ぐ・JR中央線7

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