逗子の海岸へ京急逗子線1

京急逗子線は本線の金沢八景駅から、
逗子・葉山駅までの5.9qを結んでいる路線です。
短い路線ですが、変化に富んでいます。



04(KK53)、逗子・葉山(ずし・はやま)Zushi-Hayama


逗子・葉山駅は片面1線の駅です。
駅の入り口はホームを挟んで北と南に分かれています。
南側の改札口は改札入ってすぐホームですが、
北側のホームは入り口から階段をのぼり、
改札を通って長い通路を歩き、階段を降りるとホームになります。
逗子・葉山駅が南と北に改札が分かれている理由は、
昭和60年に逗子海岸駅と京浜逗子駅の2駅が統合して出来た駅だからです。
南の逗子海岸駅を利用していた人も、北の京浜逗子駅を利用していた人も、
どちらも不便を強いられないよう、各々の駅跡地近くに改札を造りました。
JR逗子駅は北側の改札口を出て徒歩10分のところです。


逗子・葉山駅を出ると、
北側の駅改札口への連絡通路の下をくぐります。


逗子線の単線区間は逗子・葉山駅構内だけで、
すぐ複線になります。
横は北側の逗子・葉山駅駅舎です。


カーブを曲がります。


田越川沿いを走ります。


JR横須賀線の上を通り、交差します。


JR横須賀線と交差すると、直線になります。


西側にJR横須賀線からの非電化連絡線が見えてきます。
この連絡線は、米軍住宅内にあるため、米軍の所有になっています。

03(KK52)、神武寺(じんむじ)Jimmuji


カーブ途中にある、相対式2線の駅です。
西側にはJR横須賀線の連絡線が1線あり、
神武寺駅構内から電化区間になります。
西は米軍住宅地で、池子の自然が広がっています。
東側は普通の住宅地です。
この駅の名前の元になっている神武寺は結構離れていています。


神武寺駅を出ると、JR横須賀線からの連絡線が上り線に合流します。
JR横須賀線からの連絡線は狭軌なのに対して、京急は国際標準軌なので、
線路の幅が異なります。
そのため、上り線はここから金沢八景駅まで3線レールになっています。
なお、ここの3線レールは、外側のレールが兼用になっています。
合流が終わるとすぐトンネルです。


山の中に分け入っていきます。
上り線の内側の狭軌用レールは、
総合車両製作所からの車両搬入しか使わないので錆び気味です。


緩いカーブと緩い勾配が続きます。


そして、逗子と横浜金沢の境にある丘陵の下をトンネルでくぐります。

逗子の海岸へ京急逗子線2

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