快走電車京急本線13

12(KK18)、雑色(ぞうしき)Zoshiki


相対式2線の駅です。各駅停車しか停車しませんが、
住宅密集地なので、利用客は結構多いです。
現在の地名に「雑色」はありませんが、開業当時、ここら辺は雑色と言う地名でした。
近くに有名な七辻があります。


雑色駅を出ると右カーブになります。


緩いカーブが続きます。


そして、直線になります。


上り線と下り線の高低差が出来ます。


上り線はそのままの高さで、下り線の下に入ります。


京急蒲田駅の各駅停車退避用の線(ホーム)の横を通過すると京急蒲田駅です。
この待避線で各駅停車は優等列車の通過待ちが出来るのですが、
位置がまるまる1列車分雑色駅よりなので、
優等列車との乗り継ぎは梅屋敷駅よりの本線ホームまで歩かなければなりません。
そのため、各駅停車の退避待ちは平日ラッシュ時間帯の一部の列車に限られ、
その他は各駅停車も本線ホームに停車します。

11(KK11)、京急蒲田(けいきゅうかまた)Keikyu-Kamata


上下線2層式の駅で、
上下線ともに1面2線の京急本線、空港線ホームと、
雑色駅よりに1面1線の各駅停車退避用の切欠ホームがあります。
京急本線、空港線ホームは上下線とも西側が京急本線用、
東側が空港線用(一部本線)になっています。
京急本線は品川駅方面が2階(実際は3階の高さ)に、
横浜駅方面が3階(実際は4階の高さ)に停車しますが、
空港線はやや複雑で、
品川駅方面、横浜駅方面の列車は京急本線とホーム階数が一致するのですが、
羽田空港方面は品川駅方面から来る列車は3階、
横浜駅方面から来る列車は2階と、来る方面によってホーム階数が異なります。
そのため、京急蒲田駅で羽田空港方面の列車に乗り換える場合は、
停車する階数に注意する必要があります。
切欠ホームは京急本線側の線のみ分岐していて、
空港線側の線は途中で空港線が分岐する関係で切欠ホームはありません。


(雑色駅方向撮影)
一方、こちらは3階ホームです。
2階ホームと違って明り取り用のドーム天井があり、
周囲のビルより高いので、明るいです。
今まで京急蒲田駅に快特は停車しなかったのですが、
空港線が羽田空港駅(現・羽田空港国内線ターミナル駅)に延長した時、
快特停車駅に追加されました。
ただ、JR蒲田駅と少し離れていて、乗り換えしにくく、
周囲に駅が多いので、京急蒲田駅自体の利用客は前後の駅よりやや多い程度です。
高架化に合わせて京急は京急蒲田駅通過のエアポート快特を新設したのですが、
周辺住民の反発が強かったそうです。
ただ、京急蒲田駅自体の利用客は突出して多い訳でもなく、
品川駅方面や横浜駅方面から羽田空港方面に直通する列車が多数運転されているので、
京急蒲田駅で乗り換える利用客も昔ほど多くありません。
一方、京急蒲田駅に停車する羽田空港方面の快特と通過するエアポート快特の所要時間は、
京急蒲田駅をゆっくり通過する関係で殆ど差がありません。
要は、停車しようがしまいがあまり関係ないと言うことです。
京急蒲田駅の西側に蒲田八幡神社が、
南東側に大田区の産業プラザ「ピオ」があります。


3階ホームにも各駅停車退避用の切欠ホームが雑色駅よりにあります。


京急蒲田駅を出ると空港線と合流します。


下り線の下から抜け出します。

快走電車京急本線14

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