快走電車京急本線5

38(KK50)、金沢八景(かなざわはっけい)Kanazawa-Hakkei


金沢八景駅は逗子線とシーサイドラインの乗換駅で、
配線は2面4線になっています。
そのうち山側の1線は3線軌になっていて、
狭軌の車両も走行可能になっています。
これは、JR横須賀線から逗子線を通り、
この先の東急車輛まで車両を回送することがある(またはその逆)からです。
以前、シーサイドラインの金沢八景駅は離れていて乗り換えが不便だったのですが、
現在は京急の駅前まで延長されたため、便利になりました。
駅西側は横浜市立大学があります。
東側には平潟湾、海の公園、野島公園、八景島シーパラダイスなど、
一大レジャーゾーンがあり、各々へはシーサイドラインで行きます。


金沢八景駅を出るとすぐ
総合車両製作所(元・東急車輛)への引込み線が西側へ分かれていきます。(写真左)


西側に総合車両製作所、東側に京急の検車区があります。
金沢八景〜金沢文庫間は京急唯一の複々線区間になっています。
ターミナルから40qも離れたところが複々線というのも珍しいです。


検車区の線路が合流すると金沢文庫駅です。

37(KK49)、金沢文庫(かなざわぶんこ)Kanazawa-Bunko


横浜金沢の中心にある駅で、2面4線の駅です。
西側には留置線が数本あります。
この駅から12両編成運転可能区間(金沢文庫以南は8両編成が最高)になり、
一部の列車は12両編成に増結されます。
基本的に分割する品川、または京急川崎でもたつくのを防ぐため、
後に4両を連結することが多いのですが、
留置線から出庫した4両を連結する時は配線の関係で、
前に4両を連結することが多いです。
また、朝夕の本数の多いときは、金沢文庫駅の停車時間を短縮するため、
前に4両を連結することが多くなります。
一方下りは、殆ど前8両、後4両になります。
金沢文庫は、西側が釜利谷の大型住宅地になっていて、
利用客が多い駅です。
かつて、電車の行き先表示器などはこの駅を「文庫」と表示していましたが、
最近はちゃんと「金沢文庫」と表示するようになりました。
東側には金沢文庫のある、称名寺があります。


金沢文庫駅の留置線です。ホームの先端で下り待避線と繋がっています。
増結用4両を出入する時に使います。


金沢文庫駅を出ます。カーブが多くなります。


国道16号線の横を走ります。


丘陵の裾をカーブを繰り返しながら行きます。


丘陵地帯ですが、沿線は住宅が多いです。


横浜横須賀道路の並木方面の支線と交差します。


ややのぼり勾配になると能見台駅です。

快走電車京急本線6

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