ロマンスロード小田急小田原線13

18(OH18)、登戸(のぼりと)Noborito


高架上の島式2線4線の駅です。
JR南武線との乗り換え客が多いです。
川崎多摩の中心地で、こまごました繁華街が広がっています。


登戸を出るとすぐ多摩川を渡ります。
前はトラスのない鉄橋で、轟音を立てて渡っていましたが、
現在は高架橋になっています。
現在の橋は旧橋梁より高くなっていて安全性が増しています。



17(OH17)、和泉多摩川(いずみたまがわ)Izumi-Tamagawa


相対式2面4線で真ん中が急行線になっています。
小田急は関東の民鉄複々線区間では珍しく、
真ん中が急行線になっています。
これは高速運転を想定したものだと思われます。
駅名の通り多摩川はすぐ近くです。
なお、和泉多摩川駅と狛江駅は駅間距離が短いので、
写真でも次の狛江駅が見えます。


東京メトロの電車とすれ違います。
小田急線には東京メトロ千代田線が乗り入れているのですが、
乗り入れ本数は1時間あたり0〜2本と言う少なさなので、
小田急線内で東京メトロの電車が見られるのはかなり稀です。

16(OH16)、狛江(こまえ)Komae


相対式2面4線です。
狛江の中心地にある駅ですが、急行線にはホームがなく、
各駅停車(区間準急)しか停車しません。
周囲はビルばかりです。


緩いカーブを行きます。

15(OH15)、喜多見(きたみ)Kitami


相対式2面4線の駅です。
ホーム屋根が楕円状で、上下ホームに渡してある穴あき鉄骨が印象的ですが、
小田急の高架駅はこのデザインが多く、個性はあまりありません。
喜多見からいよいよ東京23区に入りますが、
23区内の駅は至近距離に他の路線が走っているのと、
各々の駅間距離が短いので、意外とどの駅も利用客が多くありません。
喜多見駅は喜多見地区の北のはずれにあります。


喜多見駅からくだり勾配で高架からおります。
喜多見の検車区からの引込み線と交差し、合流します。
この検車区は、経堂の検車区廃止に伴い新設された電車基地です。
検車区の規模は小さいのですが、
都心部に一番近い検車区なので、重宝しています。


そして、トンネルに入ると成城学園前駅になります。
線路が5線あるのは、上り線がまだ検車区の引込み線と合流していないからです。

14(OH14)、成城学園前(せいじょうがくえんまえ)SeijoGakuen-mae


地下の駅で2面4線になっています。急行線にもホームがあるため、
優等列車の停車も可能です。
元々は高架の駅にする予定だったのですが、
沿線住民の猛烈な反対のため地下駅になりました。
そのため、若干制限速度を受けるなどネックになっています。
駅名は「成城学園前」ですが、一般的には「成城」と呼ばれていて、
高級住宅地として有名です。
駅の北には成城大学があります。


成城学園前駅を出るとすぐに地上になり、高架にのぼります。
成城学園前駅からの複々線は新しいので、
架線柱がH鋼になっています。


線路は真っ直ぐになり、祖師ヶ谷大蔵駅に到着します。

ロマンスロード小田急小田原線14

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