
ロマンスロード小田急小田原線8
34(OH34)、本厚木(ほんあつぎ)Hon-Atsugi

高架上にある2面4線の駅です。
駅名は海老名に「厚木」駅があるため、「本厚木」駅になっていますが、
本厚木の方が実質厚木の中心地になっています。
厚木駅は厚木にないので、駅名を改称してこの駅を厚木駅にした方が良さそうです。
駅周囲はビルの嵐でビルやデパートばかりです。
駅勢圏がやたら広い駅なので、厚木各地の住民がこの駅に集中して、
乗降人員は14万人もあります。
神奈川西部の中心地としてふさわしい駅と言えます。
本数は少ないのですが、
ここから東京メトロ千代田線直通電車の乗り入れ区間になります。

本厚木から相模川橋梁まで高架区間です。

相模川を渡ります。かなり長い橋梁です。
渡り終えるとすぐ厚木駅です。
33(OH33)、厚木(あつぎ)Atsugi

盛土の上にある、相対式2線の駅です。
駅名は「厚木」駅なのですが、厚木にはなく海老名にあります。
しかも普通の住宅地で特に繁華街でもなんでもありません。
人によっては本当の厚木の「本厚木」駅に対して「偽厚木」駅と言う人もいます。
こんな紛らわしいことになってしまったのは、
現在の相模鉄道の前身、神中鉄道が最初に開業した時、
厚木の玄関駅としてアピールするため、
駅名を「厚木」駅にしたのが始まりです(今の厚木駅よりやや北に位置)。
小田急線の方は「河原口」駅と言っていたのですが、
相模鉄道に合わせて駅名を変更しています。
厚木駅の海老名よりではJR相模線と交差しています。
JR相模線は地上にあり、JR相模線の踏み切りを渡っての乗り換えです。
(ここからは高架化工事のため、写真と現状が大きく異なることがあります。
あらかじめご了承ください。)

厚木駅からは盛土をくだります。付近はマンションが多いです。

高架化工事区間を行くと海老名駅になります。
32(OH32)、海老名(えびな)Ebina

2面4線の駅で、左手には小田急の検車区が、
右手の座間駅よりには相模鉄道本線ののりばがあります。
相模鉄道ののりばはすぐ近くなので、簡単に乗り換えられますが、
JR相模線の海老名駅はやや離れたところにあり、
ペデストリアンデッキを150メートルほど歩くことになります。
しかも、JR相模線海老名駅周辺は水田地帯で何にもありません。
これは元々国鉄相模線(現・JR相模線)には駅がなかったためで、
国鉄末期に無理やり小田急・相鉄との乗換駅として、
海老名駅を開業させたからです。
本厚木に比べると、ビルは少ないのですが、
駅前には大型量販店やデパートが林立していて、
各々のの建物はペデストリアンデッキで結ばれていると言う、
近未来的なまちが広がっています。
商業面では本厚木駅より栄えているので、
休日はショッピング客の乗降が多い駅です。
相模鉄道の乗り換え客も多いので、乗降人員は12万人もあり、
本厚木駅と遜色ない主要駅になっています。

海老名駅を出ます。小田急線も右手の相模鉄道ものぼり勾配ですが、
相模鉄道の方が勾配が急です。
途中で相模鉄道は分かれていきます。

相模鉄道貨物線をくぐり、勾配をのぼります。

台地にのぼると線路が真っ直ぐになり、高速で走ります。

至近距離にJR相模線が走っているのですが、
JR相模線は台地の下を走っているため、車窓から見えません。
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