
ロマンスロード小田急小田原線1
小田急小田原線は、新宿駅から小田原駅までの82.5qを結んでいる、
小田急電鉄のメイン路線です。
なお、小田急小田原線は、一般的に「小田急線」と略されることもあります。
この線の看板列車は、何と言っても特急「ロマンスカー」で、
かなり多くの本数が運転され、便利で快適な特急です。
50000形VSEロマンスカー電車は、連接構造で展望席ありの、
スタンダードなロマンスカー電車になっています。
塗装は白にオレンジのラインが入った斬新なデザインで、
編成はゆとりを持たせるため、従来の11両編成から10両編成にして、
1両あたりの車体長を長くしています。
しかし、20メートルボギー車に換算すると7両分しかありません。
一方、30000形EXEロマンスカー電車は、小田急ロマンスカーの代表的形式で、
20メートルボギー車になっています。
編成は4+6両の10両編成(または4両+4両の8両編成)で、
編成を分割することも可能です。
10両編成の定員は、JR外民鉄特急では最大定員です。
小田急小田原線は一時期、
「世界最悪鉄道」とか言う不名誉な称号を与えられた時期がありました。
これはどこまで乗っても混雑している電車、過密ダイヤのノロノロ運転と、
通勤客にとってはいいことがない鉄道路線だったからです。
しかし、複々線化もだいぶすすみ、改善しつつあります。
ただ、「どこまで乗っても混雑している」のは今でも変わりなく、
新宿駅から小田原駅までローカル線のような区間が一切ない、
住宅地の中をひたすら走る通勤路線になっています。
複々線が完成するまでは運転出来る電車の本数に限りがあったため、
増解結を頻繁に行い、
小田原線、江ノ島線双方からの利便を図っていたのですが、
現在は新宿駅発を増やしたりして、増解結の運用を縮小しています。
(小田急小田原線の特集は小田原駅から新宿駅方向に紹介いたします。)
47(OH47)、小田原(おだわら)Odawara

小田急小田原線の小田原駅は、JR東海道新幹線とJR東海道本線に挟まれた位置にあり、
2面3線になっています。外側の2線は箱根登山鉄道につながっています。
小田原駅は最近改修され、屋根の高い広々した空間になっています。
JRとは広いコンコースで繋がっています。

中1線は箱根登山鉄道とレールが繋がってなく、
くし型ホームになっています。
そのため、中1線は小田原折り返し専用です。

さて、小田原駅を出発します。すぐにカーブになります。

JR東海道新幹線の下をくぐります。

シーサスを過ぎると速度を上げます。

7000形電車とすれ違います。

住宅地の中を行きます。
架線柱は特徴のある細い鉄柱で、小田急ではかなり見られます。
この鉄柱は、昭和2年の開通時から使用しているもので、
手入れが良いのか80年近くなってもいまだに現役で残っています。
ただ、だいぶくたびれたものや継ぎ足しを行っているものもかなりあります。

隣に留置線を見ると、足柄駅です。
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