東武第2幹線・東武東上本線5

11(TJ11)、和光市(わこうし)Wakoshi


高架上にある、2面4線の駅です。
外側の2線が東上線、内側の2線が東京メトロ有楽町・副都心線が使っています。
東京メトロ唯一の埼玉県の駅ですが、
駅の管理は東武鉄道が行っています。
駅開設時は「新倉」駅だったのですが、
「新倉」が瑞祥地名の「大和」になったとき、「大和町」駅に駅名を変更しました。
更に大和町が市制施行して和光市になったときに今の駅名に変更しました。
和光市駅は駅自体の利用客よりはむしろ、
東京メトロ有楽町・副都心線への乗り換え客が多いです。
そのため、快速急行停車駅(TJライナーは通過)になっています。
駅西側には本田技研の工場があります。


なお、和光市駅ではミスマッチな西武の電車も見られます。
これは、西武の電車も東京メトロ有楽町線和光市行きの運用についているからです。


和光市駅を出ます。
外側の東上線はそのままですが、
内側の東京メトロ有楽町・副都心線の線路は、
和光車庫への引き上げ線と東上線乗り入れ本線とに分かれます。
上下東上線乗り入れ本線の間に和光車庫への引き上げ線があります。
和光車庫への引き上げ線は、折り返し列車の引き上げ留置もかねています。
東上線乗り入れ本線は、1列車分進んだ先に東上線とのシーサスがあり、
ここから先は東上線の急行線と緩行線になります。
なお、急行線は快速、急行、そして準急(この区間は各駅停車ですが)、
緩行線は各駅停車が使っています。


線路を左右に細かくふります。


下り急行、緩行線は和光車庫への引き上げ線の下をくぐります。
南側には東京メトロ有楽町・副都心線の和光車庫が広がっています。


カーブを曲がります。
和光市駅から志木駅までは複々線になっています。
ただ、この区間の優等列車は快速、急行(一部時間帯、快速急行あり)だけで、
しかも、複々線区間の快速、急行通過駅は、
朝霞駅だけになっています。
そのため、この複々線はあまり役に立っていません。


このカーブが終わると朝霞駅です。

12(TJ12)、朝霞(あさか)Asaka


2面4線の駅です。
朝霞の中心駅ですが、急行は通過します。
元々膝折(ひざおり)駅だったのですが、
東京ゴルフ倶楽部(現・狭山市に移転)がここに出来た時、
ゴルフをするのに「膝折」とは縁起が悪いと言うことで、
東京ゴルフ倶楽部名誉総裁の朝香宮の名前にちなんで地元地名を「朝霞」にし、
それにあわせて駅名も朝霞駅に変更しました。
なお、「朝香」を「朝霞」にしたのは、
皇族の名前をそのままを使うのは畏れ多いというのが理由のようです。
朝霞駅の南1qには広大な陸上自衛隊朝霞駐屯地があります。


複々線区間を真っ直ぐ行きます。


緩いくだり勾配になり、カーブを曲がります。


道路が上を交差します。


切通しが切れて盛土になります。


黒目川を渡ると、朝霞台駅です。

東武第2幹線・東武東上本線6

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