ささやか下町路線東武亀戸線1

東武亀戸線は、亀戸駅から曳舟駅までの3.4qのミニ路線です。
この線は、一時期伊勢崎線の都心へのアプローチ路線として、
幹線扱いだった時があります。
今のJR総武本線が総武鉄道だった時代は、
亀戸駅から当時ターミナルだった両国橋駅(現・両国駅)まで乗り入れていました。
しかし、営団日比谷線(現・東京メトロ日比谷線)や、
営団半蔵門線(現・東京メトロ半蔵門線)など、
都心へのアプローチ線が増えるにつれ利用客が減り、
現在の亀戸線は2両編成ワンマン電車が、
のんびり走る都心のローカル線となっています。
ただ、かつての幹線だった名残か、
全線複線(曳舟駅構内は除く)になっています。



01(TS44)、亀戸(かめいど)Kameido


亀戸線の亀戸駅はJR総武線の盛土の下にあります。
ホームは島式2線で、そのまま駅ビルと直結しています。
電車は主に写真右の1番ホームに停車します。


亀戸駅を出ると1番線から2番線への渡り線があります。


少しの間だけ、JR総武線の横を走ります。
だいぶ先にいったところで、2番線から1番線の渡り線があります。


カーブを曲がります。
前方のJR総武線越中島貨物線の高い高架橋が見えます。


カーブが続きます。


カーブの途中で突然亀戸水神駅が見えます。

02(TS43)、亀戸水神(かめいどすいじん)Kameido-Suijin


相対式2線の駅です。
亀戸水神や亀戸中央公園が近くにあります。
なお、亀戸には亀戸水神より有名な亀戸天神があり、
亀戸天神参拝客が間違えてこの駅で降りてしまうことがあるようです。
そのため、所々に「亀戸天神の最寄り駅は亀戸駅です」と言う注意書きがあります。
でも、亀戸駅でも亀戸水神駅でも亀戸天神までの所要時間は大差ありません。


亀戸水神駅を出てもカーブが続きます。
途中で蔵前橋通りの下をくぐります。


やっと直線になります。


勾配をくだってきます。
周囲はマンションばかりです。


雑居ビルが増えると東あずま駅です。

ささやか下町路線東武亀戸線2

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