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大手民鉄最長・東武スカイツリーライン1
JR外民鉄で、
東武鉄道は近畿日本鉄道に続いて2番目に総営業キロが長い鉄道会社です。
その中で一番長いのが
東武伊勢崎線(浅草駅〜東武動物公園駅間、愛称・東武スカイツリーライン)です。
東武伊勢崎線はJR及びJR/国鉄転換第3セクター以外の路線では一番距離が長く、
浅草駅〜伊勢崎駅間の114.5qを結んでいます。
車窓も変化に富んでいて、浅草駅〜北千住駅間の下町区間、
北千住駅〜北越谷駅間の民鉄で一番長い複々線区間、
北越谷駅以北の郊外区間、
館林駅以北のローカル線区間と激しく様子が変わります。
また、全線完乗するのに2時間半以上かかり、かなり乗りごたえがあります。
ただ、この路線が大手民鉄郊外路線として機能しているのは、
南栗橋駅または久喜駅以南で、
それより北の各駅はJR宇都宮線の支線化しています。
しかもこの壮大な路線の路線名である「伊勢崎」は末端区間の終点で、
列車が1時間に1本しか来ないローカル線区間になっています。
東武伊勢崎線と日光線は東武本線と総称することがあり、
それに付随する支線も含めて、東武本線系統と呼ぶことがあります。
これは東武東上本線(東上線)、
越生線系統と区別するための便宜上の呼称で、
正式名称ではありません。
伊勢崎線は浅草駅をターミナルにしていますが、
JR山手線と接しない立地の悪さから、
実質のターミナルは
東京メトロ日比谷線と乗り換えられる北千住駅になっています。
しかし、平成15年(2003年)3月から
営団半蔵門線(現・東京メトロ半蔵門線)との相互直通運転が開始され、
旅客の動向が変化しつつあります。
浅草駅がネックになっていて、
東京メトロ半蔵門線直通開始前までは、
優等列車でも6両編成が主体になっていました。
東京メトロ半蔵門線直通開始後は10両編成主体になったため、
混雑が緩和しつつあります。
01(TS01)、浅草(あさくさ)Asakusa

北千住、大宮、柏、船橋、伊勢崎、桐生、佐野、宇都宮、
日光、鬼怒川、会津高原尾瀬口、会津田島と大スケールの路線網を持つ、
東武本線のターミナルです。
駅ビルは昭和6年(1931年)の東武浅草駅完成時からのもので、
当初から百貨店の松屋がテナントで入っていました。
東京メトロ銀座線との乗り換えは東武線2階のりばにのぼる階段手前の、
地下へ行く階段を利用することで、
直接乗り換えができますが、
都営浅草線は東武線の浅草駅とは直接繋がっていないので、
地上乗り換えになります。
(都営浅草線のりばと東京メトロ銀座線ののりばは通路で繋がっている。)
当たり前ですが、つくばエクスプレスの浅草駅は全く別の場所にあるので、
乗り換えるのなら、北千住駅にした方が便利です。

上の写真の20年前の東武浅草駅の写真です。
この頃は外壁にアルミ製のサイディングがされていたので、
昔からのレトロな外観は外見上では見られませんでした。
ただ、北側の一部のみサイディングがなく、
古い外壁が見られました。

のりばは2階にあり、
3面4線になっています。
西側から特急ホーム(令和8年(2026年)現在はスペーシアXのりば)、線路、
特急ホーム、線路、柱、
線路(6両)、普通列車ホーム、線路(8両)になっています。

一番東側の線だけ、線路とホームが建物奥まで食い込んでおり、
とうきょうスカイツリー駅寄りの2両は扉締め切り扱いにはなりますが、
8両編成まで停車することができます。
あとの3線は6両編成が限界で、
普通列車用の1線は先端部のホームがあまりに狭いため、
6両編成でもとうきょうスカイツリー駅寄りの2両は扉締め切り扱いになっています。

普通列車のホーム先端部です。
狭すぎて人ひとりが立つのが限界です。
しかも、急カーブの所にあるため、
ホームと列車の間隔が異常に開いています。
昔はここからでも乗車できた(6両編成の普通列車のりばの方のみ)のですが、
あまりに危険なため、
現在はここまで行くことができません。
こんな無理のある状態になってしまったのは、
浅草駅のホームが駅ビルの中にあり、
構造の制約を受けてしまうからです。
それでも開通当初は4両編成までしか運転していなかったので
問題なかったのですが、
その後、無理矢理6両編成まで延長したため、
今のような状態になってしまいました。
一時は浅草駅を出たところの隅田川橋梁の上に、
10両編成対応のまっすぐなホームを造る計画もあったのですが、
浅草寺までの道のりが遠くなること、隅田川の景観上の問題があること、
銀座線などの乗り換えが不便になることなど問題が多くあるだけでなく、
半蔵門線乗り入れ計画がスタートしたため、
頓挫になりました。
半蔵門線の乗り入れ開始前までの応急処置として、
次の業平橋(現・とうきょうスカイツリー)駅に
10両編成用の折り返しホームを設けていました。

こちらは特急のりばです。
のりば入口に案内カウンターがあります。
特急のりばは2面あり、
車止め側のホームは広くなっていますが、
それでもとうきょうスカイツリー駅寄りのホームは狭く、
急カーブ上にあります。
その部分はホームと列車の間が開くため、
列車扉下のステップを出し、乗降しやすいようにしています。

なお、浅草駅を出るときつい右急カーブにいきなり入ります。
列車は時速15qでゆっくり走ります。

カーブが終わると隅田川橋梁になり、
シーサスクロッシングを過ぎます。

隅田川橋梁の架線柱はアーチ型で特徴があります。
隅田川を渡ると、首都高速6号線が上を交差します。

左カーブです。

左手は隅田公園です。

都道319号線が下を交差します。

もう一度左カーブです。

言問通りと交差すると、
旧・とうきょうスカイツリー駅のホーム跡になります。

旧・とうきょうスカイツリー駅のホーム跡を過ぎ、
右カーブになると、とうきょうスカイツリー駅です。
02A(TS02)、とうきょうスカイツリー(とうきょうすかいつりー)
Tokyo-Skytree
<業平橋(なりひらばし)Narihirabashi>

相対式2線の駅です。
今の位置に移転する前は島式2線でした。
この駅は東京スカイツリーの最寄駅で、
駅の南側にショッピングモールの東京ソラマチと、
高さ634メートルの電波塔、東京スカイツリーがあります。
かつては駅の南側に東武鉄道の本社ビルがあったのですが、
現在は駅の東北東250メートル程のところに移転しています。
なお、旧・東武本社ビル東側の至近距離に京成電鉄の本社もあったのですが、
こちらも今は複合ビルに建て替わっていて、
本社機能は千葉県の京成八幡駅前に移転しています。
この駅は昔、貨物ターミナルだった駅で、
貨物列車が葛生駅などに向かって多数運転されていました。
貨物扱い縮小後は貨物ターミナル跡地に10両編成対応くし型ホームを造り、
10両編成が入線できない浅草駅のかわりのターミナルとして
機能していた時期もありました。
営団半蔵門線(現・東京メトロ半蔵門線)との相互直通運転開始後は、
10両編成対応ホームは不要になったため、
10両編成用のホームはすべて撤去されました。
東京ソラマチや東京スカイツリーはそのホーム跡地にできています。
駅の南側には歌人・在原業平ゆかりの業平橋があり、
この駅の駅名も平成24年(2012年)3月16日まで「業平橋」でした。

左カーブになり、
渡り線が入ります。

左側に留置線が2線あります。

再び左カーブです。

右手で京成押上線が地下から出てきます。

京成押上線はすぐ東方に分かれていきます。

上下線が広がり、
間から押上駅方面からの線路が地上から上がってきます。
右手では亀戸線の線路が近づいてきます。

各線路が並ぶと、曳舟駅です。
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