四季散策・東急那須高原ゴンドラ1
ハンターマウンテン塩原・マウントジーンズスキーリゾート那須高原ゴンドラは、
山麓駅(サンダンスベースロッジ)から、
山頂駅(グラン・ヴィスタ)までの1.9qを結んでいるロープウェイです。
元々は丸紅系の那須高原リゾート開発が運営していたのですが、
経営権譲渡により、現在は東急不動産系のハンターマウンテン塩原が運営しているので、
東急那須高原ゴンドラと言う略称を使っています。
このロープウェイはスキー客用のゴンドラを
一部期間だけ一般観光客に開放しているだけなので、
運転日に気をつける必要があります。
毎年だいたい、5月中旬〜6月中旬のゴヨウツツジ開花時と、
7月中旬〜8月下旬の夏休みの時、
10月の紅葉鑑賞時の3期間運転されています。
また、他のロープウェイと違いハイキング用なので、
雨天などは運転中止になりますので注意が必要です。
冬季は完全スキー客専用で一般客は乗れません。
01、山麓(さんろく)Sanroku
マウントジーンズスキー場&東急那須高原ゴンドラの入り口です。
入り口付近は特に整備されてなく、なんか寂れた感じがします。
季節はずれにスキー場にくるとこんなものです。
駐車場は那須甲子道路という通行料金が馬鹿高い有料道路の料金所手前にあります。
(現在は同道路は無料化しています。)
入り口から入って那須甲子道路の下をくぐるとエスカレーターになります。
人がいない時は自動停止する装置つきです。
エスカレーターをのぼりきると、サンダンスベースロッジ(山麓駅舎)内にそのまま入ります。
チケットは写真のカウンターのみでの販売です。
奥の窓口はスキー場の利用窓口で、スキーシーズンオフ時は使用されていません。
サンダンスベースロッジ外観です。エスカレーターで来てしまうと外観の撮影ができないので、
一度駐車場に戻った後、歩いてベースロッジに来て撮影しました。
山麓駅の乗り場です。やや薄暗いところにあります。
山麓駅乗り場は搬器の車庫のほか、修理工場のようなところもあります。
東急那須高原ゴンドラの搬器です。
さて、ここで問題です。この搬器の製造会社はどこでしょう?5択(ヒント・「スイス」)。
1・AWC
2・CWA
3・WCA
4・ACW
5・WAC
このサイトの電6常連様はすぐに分かりますね。
自動循環式標準スタイルで特に特徴はありません。
日光白根山ロープウェーの搬器とほぼ同じ型だと思われます。
ただ、握索装置部分が赤や黄緑などで塗装されているのが個性的です。
窓の遮光幕は気にならないのですが、傷だらけで展望の視界を邪魔します。
おそらくスキーの道具で窓を引っかいてしまうからでしょう。
客室内も日光白根山ロープウェーとほぼ同じです。
違うのはエチケット袋がないところでしょうか(笑)。
なお、このロープウェイは犬も乗せることができます。
現に犬連れのハイカーなどが多く利用していました。猫は駄目?
さて、山麓駅を出発します。
出発してすぐの1番支柱を過ぎると広いゲレンデの上を通ります。
ゴンドラ速度は中速程度です。
自動循環はだいたい中速か高速で、
白根火山と塩原明神(ハンターマウンテン塩原)が高速、
あとのスカイシャトル、日光白根山などは中速です。
まあ、この方式のロープウェイは速度調整ができるので一概に言えませんが・・・。
3番支柱です。まだゲレンデ上です。
麓なので初級者コースが目立ちます。
もうこの時点で景色が広がり素晴らしいです。
5番支柱です。
4番支柱付近からスキーのゲレンデから離れ、針葉樹林に挟まれた区間になります。
7番支柱です。6番支柱からやや勾配がきつくなります。
針葉樹林に広葉樹林が混ざった地帯です。
9番支柱です。8番〜9番支柱間でスキーのゲレンデを横切ります。
冬に向けてゲレンデの整地工事をやっていました。
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