大神域へ、大山観光電鉄2

02、大山寺(おおやまでら)Ooyamadera


大山寺(旧・不動前)駅は丁度中間地点にあり、くだり車両と交換します。
この駅は(若干歩きますが)大山不動尊の最寄り駅です。
なお、この駅は通常無人駅です。


ホームは相対式ですが、
(ケーブルカーの性質上)1本毎にのぼりくだりのホームが変わるため、
ホーム下には「線路にロープのあるほうが下社(現・阿夫利神社)駅行き、
ないほうが追分(現・大山ケーブル)駅行き」と言う案内があります。


ホームにはちゃんと屋根があります。
しかも跨線橋まであります。
跨線橋はのぼる階段数を減らすため、
ホームの階段とは逆向きに階段がついています。


大山寺駅の端にはレールが積み上げられていました。


大山寺駅を出発します。山側の切通しが高くなります。


2個目のトンネルをくぐります。しばらくは直線が続きます。
トンネルをくぐると薄暗い区間になります。


しばらくいくと短い急カーブを曲がります。前方の景色も再び広がります。

03、阿夫利神社(あふりじんじゃ)Afurijinja


阿夫利神社(旧・下社駅)駅に到着です。ホームの反対側は深い谷になっています。


阿夫利神社駅の駅舎です(写真は下社駅時代)。シンプルな造りの駅舎です。
まだ午前中だと言うのにくだりケーブルカー待ちの長い列が出来ています。
この観光地がいかに人気があるかが分かります。
阿夫利神社下社は駅から石段をのぼってすぐに着きます。



おまけ1「阿夫利神社」


阿夫利神社下社です。立派な社です。ケーブルカーの駅からすぐに着くので、
多くの人が参拝していました。大抵の観光客はこの下社参拝で引き返します。


阿夫利神社本社です。下社から90分ほどキツイ登山道を行くと着きます。
下社は家族連れやカップル(旧・アベック)などが沢山いましたが、
こちらはハイカー(一部カップルハイカー)ばかりです。
本社のほうが本当の阿夫利神社なのですが、下社に比べて簡素な建物です。
しかも神社の建物入り口にシャッターがついているわ、みやげ物店と一体化しているわで、
萎(な)える要素ばかりです。
下社のほうが本社に見えてしまうほど落差が激しいです。
かつて、下社からここまでケーブルカーを建設する予定でしたが、実現に至っていません。
ケーブルカーが開通していたらもっとこの本社も変わっていたと思います。


でも、本社からの展望はご覧の通りで、下社と比べ物にならないほど素晴らしいです。
さすが標高1000メートル超の山からの展望です。


中間の大山寺駅最寄の大山寺(大山不動尊)です。
下社ほどではないのですが、パラパラ観光客がいました。
ここでは瓦ケ(かわらけ)投げが出来ます。

大神域へ、大山観光電鉄3

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