家族みんなで宝登山ロープウェイ1

宝登興業宝登山(ほどさん)ロープウェイは、
宝登山麓駅から宝登山頂駅までの0.8qを結んでいます。
運営会社の宝登興業は、秩父鉄道の系列会社です。



01、宝登山麓(ほどさんろく)Hodo-Sanroku


宝登山ロープウェイの宝登山麓駅です。
横に幅広い三角屋根が特徴です。
宝登山麓駅は秩父鉄道長瀞(ながとろ)駅からさほど距離がないので手軽に行けます。
車で行った場合は、長瀞周辺に無料駐車場がないため、
500〜600円程駐車料金が必要になります。


駅長室です。駅舎の中は比較的シンプルで、
この駅長室とローカルなミニゲームセンター&みやげ物店しかありません。


運転時刻です。30分毎に運行されています。
上にはなぜか西武鉄道の観光ポスターが・・・。


ロープウェイならではの乗車人員換算表です。
この換算表をもとにして、一度に搬器に乗れる大人と小人の定員を計算します。
大人2人に対して小人3人のようですが、どういう基準で決めているのでしょうか。
さすが大人0人はありえないので、この表にはありません。


改札口には定員と所要時間が記されています。
4線交走式では比較的定員は少ないほうです。


宝登山ロープウェイの搬器です。なんか懐かしいにおいがする古い搬器です。
塗装は旧秩父鉄道のカラーで、そのカラーが搬器の渋さを引き出しています。
今でも老体に鞭打って頑張っています。(走行装置部分は交換されています。)
形は湘南型流線型と言ったところでしょうか。
搬器にはそれぞれ「ばんび」号と「もんきー」号と言う愛称がついています。
これは宝登山山頂付近にある、宝登山動物園にちなんだものです。


客室内です。中から見ると圧迫感があり、下膨れの様子が実感できます。
シートは背もたれがある分、かけ心地は良いです。
先頭後尾に子供用手すりがあるのが個性的です。


搬器は日本車輌製です。
それにしても昭和36年製造とは・・・・!もう60年超えて使っています。
もちろん、関東のロープウェイでは最古の搬器です。

あと、興味深いのは、平均的に乗車をするように促すお願いプレートがあることです。


さて、宝登山麓駅を発車します。
通常、ロープウェイの山麓側の駅は2階以上の高さから発車することが多いのですが、
この駅は1階の高さから発車するため、やや違和感があります。

家族みんなで宝登山ロープウェイ2

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