超最急勾配!高尾登山電鉄1
高尾登山電鉄は清滝駅から高尾山駅の1.0qを結んでいる鋼索線(ケーブルカー)です。
高尾山は都心から簡単に行けるので、祝休日は多くの観光客で賑わいます。
手軽に自然を楽しみたい方にお勧めのケーブルカーと言えます。
01、清滝(きよたき)Kiyotaki
清滝駅です。高尾登山電鉄の本社兼用駅舎なので大きいです。
京王高尾線の高尾山口駅から徒歩10分程度で到着するので便利です。
エコーリフトの山麓乗り場は清滝駅舎を通り抜けて、少し登ったところにあります。
切符売り場は自動券売機と窓口の二つがあります。
窓口は多客時を考慮していくつかあります。
自動券売機で切符を買う人は少なく、殆どの人は窓口で切符を買っていました。
ただ、窓口で買っても硬券切符でなく、
ボール紙を長方形に切り取った切符を渡されます。
なお、ここのケーブルカーの切符はお持ち帰り自由です。
ダイヤは15分毎に運転されています。
しかし、休日の観光客が多い時間帯は増発しています。
清滝駅に停車中のケーブルカーの車両です。
「もみじ」と「あおば」があり、下部赤塗装が「もみじ」、
下部緑塗装が「あおば」になっています。
平成21年登場の新型車両ですが、
デザイン的には前の車両を踏襲しているので、
新型っぽく見えません。
塗装を除く外見上の大きな変化は窓枠と前照灯の位置、
シングルアーム式パンタグラフくらいです。
ドアは旧型車両と同じく外吊式です。
車掌室です。
旧型車に比べると機器のボタンや通信機の受話器が今風になっていますが、
下回りの台車は旧型車のものを流用しているため、
機器の構成に大きな変化はなく、
旧型車同様、テオドルベル式ブレーキハンドルが備わっています。
ブレーキハンドルはロープ(ケーブル)が切れたときの最悪時や、
ロープ交換作業時に使用します。
車両の製造元は先に投入した御岳登山鉄道の新型車両と同じく、
京王重機製(平成20年12月)になっています。
高尾登山電鉄は御岳登山鉄道と異なり、
完全な京王電鉄の子会社ではないのですが、
京王電鉄と関係が深いのと、
御岳登山鉄道の車両実績から京王重機を選択したのだと思います。
ケーブルカーやロープウェイの車両や搬器が外国製で汚染されていく中、
日本製投入と言うのが嬉しいです。
車内です。
旧型車に比べるとシートの材質が向上していて、
照明は間接照明になっています。
清滝駅のホーム屋根は古さを感じます。
勾配は緩やかなせいか、ホームは階段式になっていません。
清滝駅の駅名板です。
標高は201メートルです。
清滝駅を発車します。
新緑の木々の中を進んでいきます。
この後トンネルに入ります。
トンネルを抜けます。
トンネルを出ると南側が谷になっている区間を走ります。
線路横の木々は丁寧に手入れがされています。
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