昔ながらのローカル線・小湊鐵道1
小湊鉄道は、五井から上総中野までの39.1KMを結んでいる非電化私鉄です。
五井から上総牛久までは長閑ながらも通勤路線化していて、通勤客の利用もあります。
上総牛久から先はローカル線で、家もまばらな山岳路線の様子になります。
しかし、休日はある程度ハイキング客などの利用があります。
養老渓谷〜上総中野間は1日に5往復しかない完全なローカル線で、
時刻表を見ないととてもでないけど利用できません。
最近はいすみ鉄道も含め、フリー切符が充実しだしてきているので、
観光客の利用が若干増えてきているようです。
1、五井(ごい)Goi
小湊鉄道の五井駅は、JR内房線と共通の改札口になっていて、
JR内房線とは跨線橋で繋がっています。
島式2線で、車止め側の引き上げ線を使って、
乗降のホームを分けています。JR内房線側のホームが降車ホーム、
反対側が乗車ホームになっています。
写真の車両はキハ200形気動車です。小湊鉄道は現在この形式のみです。
製造年によって窓や扉の形状などが異なります。
通常は2両ないし単行で運転されています。
キハ200形気動車の側面はいまだにサボになっています。
キハ200形気動車の車内です。通勤利用もあるので、
長いロングシートになっています。
途中冷房改造などをした関係で、配管が車内に出っ張っています。
運転台です。半室構造なので、やや狭いです。
運転室と反対側には手ブレーキのハンドルがありました。
車止め側の引き上げ線です。
駅名板です。シンプルなデザインです。
小湊鉄道はこのような電照式は少なく、手書きの駅名板が多いです。
余談ですが、五井駅は市原の中心ですが、駅名の変更は行われておりません。
小湊鉄道の関係かもしれません。
時刻表です。平日と休日でかなり異なります。
ダイヤはパターン化されてなく、若干利用しにくいです。
土休日の本数が少ないので、もう少し増発した方が良さそうです。
五井には車庫と整備工場があります。敷地はかなり広いです。
整備工場の建物は結構古そうです。
さて、五井駅を出発します。すぐにJR内房線と分かれます。
広い線路敷の中を真っ直ぐ進みます。
水田が広がっていますが、住宅も結構建てこんでいます。
2、上総村上(かずさむらかみ)Kazusa-Murakami
相対式2線の駅です。
市原市役所や上総国分寺などの最寄り駅になっていますが、
バス利用が多いのかさほど利用客は多くなさそうです。
更に進みます。北側は住宅地、南側は田園が続きます。
新興住宅地の中を行きます。ここら辺は比較的家があるので、
駅を設置した方が良さそうなのですが。
やがて視界が開け、田園地帯の中を進みます。
少しのぼってくだると海士有木です。
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