ロングローカル線・秩父鉄道11
18、ふかや花園(ふかやはなぞの)Fukaya-Hanazono

片面1線の駅です。
ふかや花園プレミアム・アウトレットの最寄り駅として開業した、
秩父鉄道で一番新しい駅です。
同商業施設は蟹沢排水路を挟んで駅のすぐ北側にあります。

〜おまけ〜
ふかや花園駅が出来る前の同地点です。

ふかや花園駅を出ます。

国道140号線と交差します。

社宅がちらほら見られます。

まもなく永田駅です。
17、永田(ながた)Nagata

2面3線の駅です。貨物運転区間は2面3線の駅が多いです。
周囲は水田の中に新興住宅地がパラパラあるといったような感じです。
ベッドタウン化が少しずつ進んでいるようです。

永田駅を出ます。

中小工場が点在しています。
永田駅からは自社送電線と高圧線&き電線が右左入れかわります。

右手の木々に囲まれている場所は、
日本高圧コンクリートの工場です。

両側が道路になります。

右カーブです。

カーブが終わると武川駅です。
16、武川(たけかわ)Takekawa

家が比較的まとまってあるところの駅で、急行「秩父路」停車駅です。
駅は2面4線ですが、北側の1面2線はあまり使われていないようです。
ダイヤ改正ごとにかわるのですが、
各駅停車が急行「秩父路」を先に行かせる駅として、
この2面4線が使われた時期もありました。
北側には貨物側線が数本あり、
大抵電気機関車か貨車がとまっています。
影森駅(三輪貨物駅)または武州原谷貨物駅からこの武川駅まで、
貨物列車が運転されています。
貨物列車はこの先、三ヶ尻線に入ります。
なお、この駅の明戸駅方向には南北自由通路の跨線橋があります。

しばらく武川駅の構内が続きます。

次第に線路は本線と三ヶ尻線にまとめられます。

そして、貨物専用線の三ヶ尻線が左に分かれていきます。
三ヶ尻線は、武川駅から三ヶ尻貨物駅を経由し、熊谷貨物ターミナルへ至る線で、
昭和54年にできました。
秩父鉄道はかつて熊谷駅で国鉄と貨物授受をしていたのですが、
これが熊谷貨物ターミナルへ変更されたため、
この三ヶ尻貨物線が建設されました。
貨物線が秩父鉄道で一番新しい路線とは皮肉な感じです。

木々の中を走ります。

国道140号線の旧道の下をくぐります。
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