ロングローカル線・秩父鉄道1
秩父鉄道は羽生〜三峰口間の71.7kmの本線と、
7.6kmの三ヶ尻貨物線からなっています。
本線の全線完乗には2時間もかかります。
しかし、起点から終点まで埼玉県を出ることはありません。
長い路線だけあって車窓は田園地帯、新興住宅地、山岳路線と変化に富んでいます。
また、都心に一番近いSL急行「パレオエクスプレス」の運行や、急行「秩父路」の運転、
西武鉄道の乗り入れ列車と言った旅客列車のほか、
貨物列車も盛んで、様々な運転形態があります。
また、旅客運転ではないのですが、
東武東上線の車両を東武本線に移動させるとき、また逆の場合に、
秩父鉄道を使うことがあります。
秩父鉄道は路線が長いのでさまざまな鉄道ネタがあります。
今回は、そんな秩父鉄道の全駅を紹介します。
(秩父鉄道の特集は、三峰口駅から羽生駅方向に紹介いたします。)
39、三峰口(みつみねぐち)Mitsumineguchi
秩父鉄道の終点で、2面3線になっています。
片面1線はホーム屋根があるのですが、島式2線には屋根がありません。
駅前に家が数件とマンション1棟あるだけで、
利用客の殆どは大滝、三峰、中津川、栃本などの奥秩父へ行くバスに乗り換える客です。
駅舎です。終着駅らしい哀愁のある建物です。
コカコーラの看板が邪魔ですが・・・。
三峰口駅の構内。
側線が沢山あり、電車が留置されています。
急行「秩父路」の6000系電車です。
元西武の新101系電車ですが、
ロングシートをクロスシートにしたり、
3扉中、真ん中の1扉を埋め込んだりと大改造されています。
西武4000系電車です。
昔は新101系電車なども秩父鉄道に乗り入れていたのですが、
現在は4000系電車のみ乗り入れ対応になっています。
4000系電車は2ドアで、都心側のホームドア対応になっていないため、
現在、西武鉄道との乗り入れはすべて飯能駅止まりになっていて、
池袋駅までダイレクトには行けません。
なお、001系ラビュー電車は、
8両固定編成で秩父鉄道乗り入れに対応していません。
三峰口駅の車両公園跡地より(荒川より)にある転車台です。
SL運転時に使用されます。
三峰口駅構内から先も線路があります。
この線路は、三峰口駅の側線から三峰口駅に電車を出す際、
またはその逆の場合に使われています。
かつてはこの引き上げ線の先に小規模な貨物取扱所がありました。
さて、三峰口駅を出ます。
白久の集落の中を行きます。
結構くねくねカーブを曲がります。
緩い斜面に沿って走ると白久駅です。
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