雷都を貫く・宇都宮ライトレール7

15、ゆいの杜東(ゆいのもりひがし)Yuinomori-East


テクノ東通りとの交差点を挟んで、
上下線ホームが互い違いに配置されている、
相対式2線の電停です。
住宅地はここら辺で途切れます。
付近はカーディーラーやホームセンターに囲まれています。


ゆいの杜東電停を出ると、工業地帯に入ります。


右カーブを曲がります。


この交差点で宇都宮市から芳賀郡芳賀町に入ります。
左手は本田技研工業の工場敷地です。


カーブが終わり、左に若干線路を振ると、
しばらくの間、直線になります。


上り芳賀台電停ホームを過ぎます。


芳賀台交差点を過ぎると、下り芳賀台電停ホームです。

16、芳賀台(はがだい)Hagadai


芳賀台交差点を挟んで、
上下線ホームが互い違いに配置されている、
相対式2線の電停です
電停は芳賀町工業団地の西端にあります。
北側は本田技研工業関係の工場群になっていて、
南側も色々な会社の工場があります。
なお、この電停はライトラインで唯一、
計画時の仮称名と正式決定名が同じになっています。


右手に芳賀町工業団地管理センターの時計塔が見えます。


線路を左に振ります。


間もなく芳賀町工業団地管理センター前電停です。

17、芳賀町工業団地管理センター前
(はがまちこうぎょうだんちかんりせんたーまえ)
HagaIndustrialPark-ManagementCenter


管理センター前交差点手前にある電停です。
ライトラインの路面区間の電停は基本、
上下線とも交差点の先にホームを設けています。
しかし、ここはこの先交差点を左折しており、
基本通り交差点先にホームを設けると、
下りホームに左折した自動車が突っ込む可能性があるため、
また、下り電車からの乗降客と左折自動車が接触する危険もあるため、
交差点の手前に下りホームを設けています。
そのため、この電停はきれいな相対式2線になっています。
電停名のかなは横棒入れて21文字で、
開通時時点では日本で6番目に長い駅(電停)名になっています。
なお、副名称込みだと、
はがまちこうぎょうだんちかんりせんたーまえ
(りぶどぅこーぽれーしょんとちぎはがこうじょうまえ)
になり、日本1位になります。
電停先の管理センター前交差点の東南角側に、
芳賀町工業団地管理センターがあります。
なお、その管理センターの北側用地の一部は
トランジットセンターに転用されています。
付近は本田技研工業やリブドゥコーポレーションなど、
工場ばかりですが、少し先に行くと新興住宅地になっています。
一方、芳賀町の中心地の祖母井地区に行く場合は、
この電停でバスに乗り換えです。
管理センター前交差点を右に曲がり、
南に150メートル歩いた所にJRバスののりばがあるのですが、
その端にライトラインの芳賀変電所があります。
芳賀変電所も他の変電所同様、
別系統の配電線2回線を引き込んでいます。


ここで終点でも良いような気がしますが、
路線はもう少し続きます。
電停を出ると管理センター前交差点を左折します。
このカーブは半径30メートルの急カーブになっています。


かしの森公園通りを北上します。


狭い道路と交差すると、
60パーミルの急勾配で下ります。
普通の列車の場合、
単独で60パーミルの坂を走るのは非常に困難なため(特に上り坂)、
通常、盛土などで勾配を緩和させるのですが、
LRT車両は車両が小さく軽量なので、
特に難なく走ります。
ただ、さすがに速度オーバーにならないように定期的にブレーキを入れています。


真っ直ぐ下るのではなく、
若干線路を右に振ります。
前方に本田技研工業の体育館が見えます。


谷津川を渡ると一転して60パーミルの上り勾配になります。
谷津川は用水路のように小さな川で、
交差部は暗渠になっているので、
地元の人以外は交差に気付かないと思います。

雷都を貫く・宇都宮ライトレール8

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