雷都を貫く・宇都宮ライトレール4

09、飛山城跡(とびやまじょうあと)Tobiyama-CastleSite


擁壁に挟まれた盛土上にある、相対式2線の駅です。
盛土上にある駅なのですが、
上下線ホームの移動用に構内踏切があります。
駅舎はなく、双方のホームから階段とスロープがあります。
周囲は田園地帯で家は殆どありませんが、
少し離れた場所にはそこそこ家があります。
芳賀氏の居城だった飛山城跡は駅の北方600メートルの所にあり、
城跡を中心に公園になっています。


飛山城跡駅を出ると、一転して40パーミルの上り勾配になります。
飛山城跡駅の施工基面高を低くして、
階段やスロープの段数や長さを抑えるために、
駅の前後に勾配を入れているのだと思われます。


一旦、勾配が緩やかになるのですが、
また40パーミルの上り勾配になります。


勾配を上りきった所で、
国道408号線と交差します。


国道408号線と交差すると、40パーミルの下り勾配になります。


前方に斜面が見えると、左カーブです。


清原学園通りの下を交差します。


擁壁に挟まれた中を、
何と、60パーミルの上り勾配で上ります。


右手は栃木県立宇都宮清陵高等学校の敷地です。


道路と交差すると清陵高校前駅です。

10、清陵高校前(せいりょうこうこうまえ)Seiryo-HighSchool


相対式2線の駅です。
南側に清陵高等学校と作新学院大学及び同短大があります。
建設時の仮称駅名は「作新学院北」だったのですが、
結局、正式駅名は清陵高校前になり、
「作新大・短大」は副名称になりました。
清陵高校の方が正門が近いのが一番の理由だと思うのですが、
高校野球で甲子園に多数出場している、
有名な作新学院高等学校の最寄り駅と誤解してしまう可能性があるので、
あえて避けたのが一番の理由かと思います。
駅は基本的に清原工業団地内で、
北側は住友電工などの工場になっています。


やや線路を左に振ります。
ライトライン建設に合わせて、道路は南に移設されています。
そのため、道路両側にあった並木は伐採され、
風景が激変しています。


目の前が中外製薬の敷地になると、左カーブを曲がります。


しかし、直ぐに右カーブに切り替わります。


線路を左に振ります。


工業団地内の広い道路と交差します。


線路を右に振った後、左に振り直すと、
清原地区市民センター前駅です。

雷都を貫く・宇都宮ライトレール5

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