極短距離路線・芝山鉄道1

芝山鉄道は東成田駅から芝山千代田駅までの2.2qを結ぶ鉄道です。
長年日本最短鉄道だった紀州鉄道の2.7qを破り、
現在では芝山鉄道が日本最短鉄道になっています。
とは言え、将来的には九十九里方面へ延長開業する予定なので、
日本最短鉄道である時期は短いかもしれません。
終点芝山千代田には空港関連施設しかなく、家が殆どないので、
この鉄道を利用する人は殆どいないと思われます。
一応芝山鉄道は京成電鉄からリースした車両を8両編成1本持っていますが、
日中の芝山鉄道は4両編成運転なので、殆ど芝鉄車が芝鉄線内を走ることはありません。
全線(と言っても1駅区間ですが)に渡って過激派対策の警官が乗り込み、
ものものしい雰囲気です。



01(KS44)、東成田(ひがしなりた)Higashi-Narita


かつての京成電鉄成田空港駅です。
成田空港駅時代は成田空港への玄関駅として栄えていましたが、
今では空港関係者が利用するに過ぎない駅です。
駅舎前はバスターミナルになっていますが、殆どバスは来ません。
なお、旧成田空港駅(東成田駅)は、
空港ターミナルビルに直接繋がっていないため、バス乗換えが必須でした。


東成田駅入り口にある看板。
成田空港駅に行くには、
身分証明書提示(現・証明書)&手荷物検査が必要と書いてあります。
(現在、駅に行くだけなら証明書等の提示は不要です。
ただ、場合によっては職務質問等される場合があるので、
証明書を携帯していた方がよいかと思います。)


東成田駅は地下1階がコンコースになっています。
旧成田空港駅なので、巨大なコンコースになっていますが、
大部分は仕切られていて行けないようになっています。
かつての栄華が嘘のようです。


東成田駅改札口手前には空港第2ビル駅に行く連絡通路があります。
長さは500メートルあるのですが、人通りの少ない殺風景な地下道なので、
歩いていると不安になってきます。


改札口です。かつてのコンコース上に駅事務室を設けています。


ホームへの階段手前の仕切りの向こうには、営業していない店が見えます。
成田空港駅時代は、商売繁盛だったんでしょうね。


東成田駅のエスカレータです。
かつてはのぼりもくだりも運転されていたのですが、
現在はのぼりしか運転されていません。


東成田駅のホームです。
東成田駅は2面4線になっていますが、
使われているのは島式1面2線のみです。
もうひとつの島式1面2線は照明が消えていて、現在は全く使われていません。
日中は4両編成しか来ないのに、やたら長いホームが寂しさを感じます。
なお、ホームに立つと埃くさいです。


駅名板です。
東成田駅は京成電鉄が管理しているので、京成電鉄の駅名板になっています。


もう一つの使用されていないホームの駅名板は「なりたくうこう」のままです。


壁用の駅名板も「なりたくうこう」です。

極短距離路線・芝山鉄道2

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