
ニュータウンの中へ!北総鉄道3
07(HS06)、松飛台(まつひだい)Matsuhidai

高架上の相対式2線の駅です。
南側は発展途上の住宅地ですが、
北側には大規模な工業団地や八柱霊園などがあります。
なお、松飛台の「松飛」は陸軍松戸飛行場に由来しています。

緑と住宅地が錯綜する中を進みます。

雑木林の中を高架で進みます。緩いカーブが結構こまごまとあります。

少し勾配をのぼると大町駅です。
08(HS07)、大町(おおまち)Omachi

相対式2線の駅です。北側には住宅地が広がっていますが、
南側はまだまだ長閑な感じで、自然公園やゴルフ場などがあります。

高架を快走します。

緩く左カーブを曲がります。
左手高架下には新京成電鉄の車両基地があります。

新京成電鉄と交差し、同線の北初富駅のすぐ横を通ります。
しかし、北総鉄道は北初富駅を設けていません。

上下線の渡り線を通ります。
左側は昔、新京成電鉄北初富駅からの連絡線路があったのですが、
京成高砂〜新鎌ヶ谷間開通後、新京成電鉄松戸駅までの乗り入れが廃止されたため、
連絡線はきれいに撤去されました。
09(HS08)、新鎌ヶ谷(しんかまがや)Shin-Kamagaya

北初富(新京成電鉄)〜小室間開通時にはホーム準備工事だけで駅はなかったのですが、
北総開発鉄道(現・北総鉄道)が京成高砂駅まで開通すると、
新京成電鉄松戸駅までの乗り入れ列車が減り、
北総開発鉄道(現・北総鉄道)〜新京成電鉄方面への利用客が不便になるため、
同線との乗り換え客のために駅が新設されました。
北初富駅を乗換駅にしなかったのは、土地が少なかったことと、
将来的に東武野田線とも乗り換えが出来るようにするためでした。
開通時は現在の下りホームの島式2線を使っていたのですが、
成田スカイアクセス開通に合わせて2面4線化されました。
新鎌ヶ谷駅が出来た当初、東武野田線にはホームがなかったため、
東武野田線は北総鉄道や新京成電鉄に全く乗換えが出来ず、蚊帳の外だったのですが、
新鎌ヶ谷駅完成8年後の平成11年に東武野田線にも新鎌ヶ谷駅が出来、
それぞれ乗換えが出来るようになりました。
新鎌ヶ谷駅は新京成電鉄、東武野田線各線から成田空港方面の利便性を図るために、
アクセス特急が停車します。
新鎌ヶ谷駅周辺はまだまだ開発途上ですが、
南側には大型のショッピングモールが完成しています。

新鎌ヶ谷駅を出ます。
ここからは昭和54年に開通した第1期開業区間です。
当時はまだスラブ軌道が保守省力軌道として注目されていたため
(現在は騒音が激しいため採用されない)、
同線の高架区間もスラブ軌道になっています。

くだり勾配になります。

やがて短いトンネルに入ります。北側には海上自衛隊の基地が広がっています。

トンネルを出ると、千葉ニュータウン地区になり、
有名な国道464号線に挟まれた区間になります。
この区間はものすごく広い切通しになっています。
切通しがやたら広いのは、高速道路(北千葉道路)と、
千葉県営鉄道北千葉線が通る予定だったためです。
千葉県営鉄道の方は免許が失効してしまい事実上建設はなくなりました。
北千葉道路も建設が遅れています。

高層マンションなどが見られると西白井駅です。
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