
ニュータウンの中へ!北総鉄道4
10(HS09)、西白井(にししろい)Nishi-Shiroi

島式2線の駅です。新鎌ヶ谷駅から先は島式ホームが主体になります。
南側はかつて、北総開発鉄道の車庫でした。
しかし、京成高砂駅延長後手狭になったため、
印西牧の原駅付近に大規模な車庫を新しく造りました。
車庫跡地は保線車両の置き場となっていて、架線などは撤去されています。
西白井駅は比較的都心に近いため、開発領域が広く利用客もそこそこあります。

西白井駅を出ます。広い切通し区間なので、のびのびしています。
巨大ガスタンクなどが見えます。

一度狭い谷を通りますが、また切通し区間になり、
緩い下り勾配をくだると白井駅です。
11(HS10)、白井(しろい)Shiroi

白井の中心にある駅で、島式2線になっています。
白井は千葉ニュータウンが出来るまでのどかな農村地帯だったのですが、
今はすっかり団地のまちになってしまいました。

相変わらずの風景が続きます。

大型の送電鉄塔が交錯しています。近くに東京電力新京葉変電所があるからです。
この先で国道16号線の下を交差します。
12(HS11)、小室(こむろ)Komuro

事実上の北総鉄道の終点で2面3線の駅です。
ついこないだまで島式2線だったのですが、
成田スカイアクセス開通に合わせて、
新しく上りホームを新設しました。
新しい上りホームの用地は元々、千葉県営鉄道の駅用地でした。
この駅は南口がないため、南側は長閑な田園風景になっていますが、
北側は小室ハイランドなどの団地があります。

小室駅を出ます。神崎川を渡るため、一時的に高架区間になります。
なお、小室から先は千葉ニュータウン鉄道になります。
千葉ニュータウン鉄道は、
元々住宅都市整備公団(のちに都市基盤整備公団)が建設した路線を、
同公団の独立行政法人化に伴い(UR都市機構)、
施設・車両を引き継くために設立された京成系の会社です。
しかし、先にも書きました通り、
千葉ニュータウン鉄道は北総鉄道に施設や車両をリースするためだけの会社なので、
事実上は北総鉄道の路線と言っても間違いではありません。

谷のところでは田園風景が見られます。

再び切通しになります。

小室〜千葉ニュータウン中央間は駅間距離が長く、時速110KMで飛ばします。
しかし、将来的には中間駅が出来る予定です。

やがて千葉ニュータウン中央駅になります。
参考図1・千葉ニュータウン付近の鉄道・道路計画と現状

参考図2・京成高砂〜成田空港間、所有・運行関係図

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