最短を結んで東葉高速鉄道1
東葉高速鉄道は、西船橋駅から東葉勝田台駅までの16.2qを結んでいます。
西船橋駅から都心方向は東京メトロ東西線に乗り入れ、かなり便利です。
東葉高速鉄道は、今まで鉄道空白地帯で不便だったところを結んでいるだけでなく、
新京成電鉄や京成電鉄にも連絡しています。
そのため、新京成電鉄沿線や京成電鉄沿線の住民も早く都心まで行ける様になりました。
しかし、同線の最大のネックは運賃が高いことで、
それゆえこの線の乗車を避ける人もかなりいます。
用地買収で難航したためこのようになってしまったのですが、
少しずつ沿線開発は進んでいるので将来性はあると言えます。
01(TR01)、西船橋(にしふなばし)Nishi-Funabashi
西船橋駅は2面4線になっています。
東京メトロの駅ですが、東葉高速鉄道の起点でもあります。
東京メトロ東西線からの電車の大部分はこの駅折り返しですが
日中の快速はほぼ全列車が東葉高速鉄道に乗り入れています。
西船橋駅を出ます。真っ直ぐ行って高架にのぼる線路は、
JR総武緩行線に乗り入れる列車用の線路です。
東葉高速鉄道に行く列車は、右の線路に転線します。
JR総武緩行線に乗り入れるのは平日の朝夕だけなので、
殆どは東葉高速鉄道の乗り入れになります。
転線すると下り勾配になり、地下に入ります。
02(TR02)、東海神(ひがしかいじん)Higashi-Kaijin
島式2線の駅です。
西船橋駅よりの地上には東武野田線が走っているのですが、
東武野田線には駅はありません。
比較的船橋の市街地にも近いです。
東海神駅の駅名板です。
東葉高速鉄道の駅名板はこのデザインになっています。
電車の帯はオレンジ色なのに、
なぜか駅名板の線は黄緑色になっています。
東海神駅を出発します。
架線は剛体架線で、線路にはバラストが敷いてあります。
開削工法のトンネルが続きます。
そして、のぼり勾配になり再び地上に出ます。
地上に出ると東葉高速鉄道の変電所を通ります。
なお、地上に出るところの架線柱は鋼管架線柱になっています。
高架にのぼります。
遠くにはマンションが点在していますが、
線路沿線は開発途上と言った感じです。
そして、結構線形が良い区間を飛ばします。
東海神〜飯山満間は住宅地のわりに駅間距離が長く、
4qもあります。
まだまだ緑の多い区間を通ります。
03(TR03)、飯山満(はさま)Hasama
新しい駅では珍しく難読駅名の飯山満駅です。
駅はおかしな配線で、相対式2線の間に引き上げ線のような線が1線挟まっています。
しかもこの引き上げ線の線路は、北習志野方向にしか線路が繋がっていません。
今現在はレールが錆びているので、引き上げ線として使用していないようです。
将来的にはこの引き上げ線は通過線になると思います。
飯山満駅周辺は閑静な新興住宅地になっています。
飯山満駅をでると引き上げ線と合流するのですが、
本線が分岐合流側になっているので、速度制限を受けてしまいます。
高架を真っ直ぐ行きます。付近の地形は結構複雑です。
そして台地にぶつかると、緩いカーブを描きながらトンネルに入ります。
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