
夢の国へ、こどもの国線1
横浜高速鉄道こどもの国線(通称・東急こどもの国線)は、
長津田駅からこどもの国駅までの3.4qを結んでいます。
車両や施設の保有は横浜高速鉄道ですが、
実際の運行業務は東急が行っています。
つまり、横浜高速鉄道は第3種鉄道事業者で、
東急は第2種鉄道事業者と言う形になっているのです。
こどもの国線は、横浜高速鉄道になる以前からこういう形態をとっていて、
かつては社会福祉法人こどもの国協会が第3種、東急が第2種になっていました。
こどもの国線の通勤旅客路線化に合わせて、
第3種の部分がこどもの国協会から横浜高速鉄道に譲渡されました。
こどもの国線は全線単線で長閑な景色も残っていますが、
沿線開発も進んでいます。また、週末はこどもの国への観光客で賑わいます。
01(KD01)、長津田(ながつた)Nagatsuta

長津田駅の東急とこどもの国線の連絡改札口です。
この連絡改札口は西口改札口と兼用になっていて、
西口に出る人もこの自動改札を通ります。
こどもの国線の通しの切符を持っている人は、
自動改札を通すと再び切符が出てきます。

こどもの国線の券売機です。・・・と言うよりも西口の券売機で、
東急線の切符も買えます。
こどもの国線の運賃は150円均一です。

横浜高速鉄道こどもの国線のホームは、
東急田園都市線のホームの隣にあります。
ホームは単純な片面1線になっています。

東急田園都市線とは田奈駅側で繋がっています。

長津田駅の駅名板です。
デザインは白系に線と文字、
横浜高速鉄道のロゴがあるだけで比較的シンプルです。
ただ、これはあくまでもこどもの国線標準駅名板で、
同じ横浜高速鉄道のみなとみらい線はデザインが異なります。

こどもの国線のホームは西口とそのまま繋がっていて、
改札口を通らなくてもホームに出入りが出来ます。
ただし、だからと言って切符を買わないで乗ると、
恩田駅、こどもの国駅の自動改札を通ることが出来なく悲惨な目に遭います。
要は不正乗車はできないと言うことです。
西口から入った人は(かなり面倒ですが)、
一度階段をのぼり、券売機で切符を買い、
再び階段をおりてから電車に乗ると言うことをしなければなりません。
こどもの国線ホームに券売機があるとこんな面倒なことをしなくて済むのですが・・・。

こどもの国線利用客で、長津田駅で降りる人は、改札口を通らないので、
切符回収箱に切符を入れます。

こどもの国線用の横浜高速鉄道Y000系電車です。
前面デザインは東急3000系電車に似ていますが、
決定的な違いは3扉になっていることです。

車内です。3扉なのでシートが長いです。

運転台です。東急系標準のセンターワンハンドルになっていて、
モニター装置付です。
速度計は時速120qまで表示できますが、
こどもの国線の最高速度は時速60qです。

長津田駅を出発します。出発後、側線と分岐します。
分岐器は本線の方が分岐側になっています。
側線は2両編成1本が留置可能になっています。

ものすごい急カーブを曲がります。
時速20qでゆっくり曲がります。
踏み切りもあり、見通しも悪いです。

カーブを曲がると直線になります。

途中、恩田川を渡ります。
恩田川を渡ると長閑な風景になります。

東急の車両工場が目の前に迫ると急カーブで曲がります。
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