米国気分・TDSエレクトリックレールウェイ1

東京ディズニーシーのエレクトリックレールウェイ(日本語にすればそのまま「電気鉄道」)は、
ポートディスカバリー(港発見)とアメリカンウォーターフロント(米国水辺)を結ぶ、
0.48qの路線です。
20世紀初頭のアメリカ・ニューヨークは、自動車が増えつつありました。
そんな中で、道路を走る路面電車は自動車にとって邪魔者になっていきました。
そこで、自動車交通に支障がないように、
路面電車を高架式鉄道にすると言う画期的な方法が考え出されました。
東京ディズニーシーのエレクトリックレールウェイは、
そのニューヨークの高架式鉄道を再現しています。
なお、この鉄道の提供はタカラトミーになっています。



(この特集は都合により後方展望になっています。)

01、ポートディスカバリー(ぽーとでぃすかばりー)Port-Discovery


TDSエレクトリックレールウェイのポートディスカバリー駅は、
ぐるぐるボートが動くアクアトピアと、
なんか水に濡れてしまうストームライダーの真ん前にあります。
ポートディスカバリー駅周辺のアトラクションはその二つだけで、
駅の位置としては中途な所になりますが、
広い東京ディズニーシーの東から西、西から東に歩く場合は、
ちょっとしたショートカットになります。


ポートディスカバリー駅にある運行指令盤です。
列車の運転は基本的にこの運行指令盤で行なうため、
運転士が車両に乗って運転する必要はありません(ただし、係員は乗車)。
日本向けの機器なのに、英語ばかりで日本語にしないところが、
アメリカ製らしいと言えばアメリカ製らしいです。


この路線は第三軌条式で、
線路の脇にサードレールがあります。
サードレールは日本の地下鉄で使っているものより細くて薄いです。
なお、TDSのサイトには「トロリー電車」の説明が・・・、
ま、細かい事はいいか・・・、私は鉄道マニアではないし・・・。


車両は2両編成で、1両に付き22名、合計44名まで乗せる事が出来ます。


車内です。
ロングシートですが、向きは窓側になっているため、
外の景色がよく見えます。


運転台です。
通常は駅の運行指令盤から動かすので、
運転台にはカバーがされています。


運転台上部にはベルがあります。
車両に乗った係員が発車時に鳴らします。


車止めのマークは一般的なバツ印です。


ポートディスカバリー駅を発車します。
ポートディスカバリー駅もアメリカンウォーターフロント駅も片面1線なので、
ホームには乗車客と降車客を分ける仕切り柵があり、
降車客が全員降車した後、乗車客が乗車します。


しばらくすると複線になります。


緩いカーブを曲がります。
上下線の間が結構開いています。


今度は逆向きのカーブになります。


木々の中を走ります。

米国気分・TDSエレクトリックレールウェイ2

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