
大特集・相模川水系の水力発電所2
TAKE4、東京電力・鹿留
最大出力18,400kW/大正3年完成

鹿留発電所は敷地の広い発電所です。

発電所の建物です。2階建てで大きいです。
完成当時の建物は関東大震災で倒壊してしまったので、
全く残っていません。

導水管はかなり太く、
山の上から一気に水を落としています。

一方、こちらは鹿留発電所の余水路です。
前方の山の中腹にある貯水池で、
発電所への水と、この余水路への水を分けます。
余水路は山の上から一気に流れ落ちていて、
迫力があります。

鹿留発電所へ引き込まれる、
東桂線の送電線です。
東桂線は1回線で、引き込まれる部分も小型の鉄柱になっています。

東桂線の鉄塔です。1回線の割りに鉄塔の高さが高いです。

鹿留発電所の変電所です。
手前の掘り下げた部分に発電所の建物があり、
変電所はそれより高い位置にあります。

引き込まれる河口湖線部分。センス記号が鉄柱につけてあります。

鹿留発電所の変電所は2回線の送電線を引き込んで、
2回線の送電線を分岐しています。
TAKE5、東京電力・谷村
最大出力14,700kW/大正9年完成

谷村発電所は都留市街地の中にある発電所です。
発電所の建物は掘り下げた位置にあり、
ここも大きな建物になっています。

導水管は3本あります。

谷村発電所の建物から2回線の送電線が出ていますが、
断路器と遮断器を通った後、一旦地中に入ります。
地中に入った送電線は隣の谷村変電所に繋がっています。
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