大特集・吾妻川水系の水力発電所5

TAKE12、東京電力・熊川第二
最大出力1,600kW/大正12年完成


熊川第二発電所に行くので、
熊川第二線を追跡します。
熊川第二線はコンクリート柱が多く、縦型装柱が基本です。


縦型装柱の引き通し碍子です。
放電クランプが付いた碍子になっています。


熊川第二線の札です。大部分は昭和55年設置です。
熊川第二発電所はもっともっと前からあったので、
昭和55年にこの線の電柱すべてを建て替えたのだと思われます。


熊川第二発電所手前は2本電柱支持の横型装柱になっています。


熊川第二線の起点部です。
背後は熊川第二発電所の建物です。


熊川第二発電所に到着です。


熊川第二発電所も歴史が古く、建物は古いです。


導水管です。最初急激に落下し、
中間は緩くなりますが、発電所手前でまた急になります。


導水管の末端部分です。

TAKE13、東京電力・大津
最大出力2,000kW/昭和6年完成


再び吾妻川の発電所を見ていきます。
先ずは大津発電所ですが、その前に長野原変電所です。
長野原変電所は大津発電所の横にあり、
広池発電所からの送電線と、
大津発電所からの発電所間送電線をまとめています。


この鉄塔の左に行くねじれの入った線が、
長野原変電所へ引き込まれる線です。
右から合流している1回線の送電線は、広池発電所からの線です。
手前の2回線は本線系統の送電線に合流します。


長野原変電所は小規模ですが、重要な変電所です。

大特集・吾妻川水系の水力発電所6

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