
大特集・吾妻川水系の水力発電所4

TAKE9、群馬県営・狩宿
最大出力1,200kW/平成8年完成

ここからは吾妻川支流の熊川系統の発電所を追います。
熊川の一番上流にある狩宿発電所は、平成8年完成の新しい発電所です。

発電所の建物です。
洒落たログハウス風で、全然発電所らしくない建物です。
なお、この発電所には変電所がなく、分岐している送電線もありません。

導水管です。環境塗装されています。
まだ新しいのでピカピカです。

導水管2本の間にある作業用通路には街灯まであります。

導水管の上部水門です。
TAKE10、群馬県営・狩宿第二
最大出力61kW/平成16年完成

狩宿発電所の導水管途中にある超ミニミニ発電所です。
落差を上手く利用して、小出力ながら発電を行っている面白い発電所です。
TAKE11、東京電力・熊川第一
最大出力2,400kW/大正11年完成

熊川の一番上流の狩宿発電所は群馬県企業局ですが、
その次の熊川第一発電所は東京電力の発電所です。
この発電所に行くには結構大変で、
車の交換も出来ないような狭い農道を1KM以上ぐねぐね走った後広場で車を駐車し、
狭い橋を渡ると到着します。

熊川第一発電所は結構古い発電所で、
導水管も古さを感じます。

発電所建物は歴史のある堂々とした建物になっています。

発電所建物裏には変電所があります。
建物屋根上に発電所間送電線が1系統が引き込まれ、
変電所からは2系統の送電線が分岐しています。

背の高い1回線鉄塔は熊川線で、羽根尾発電所に続いています。
もう一つの背の低い発電所間送電線は熊川第二線で、熊川第二発電所からの線です。

熊川線と熊川第二線が交差します。
熊川第二線はパンザマスト柱、
熊川線は矩形鉄塔になっています。

熊川線は矩形鉄塔が続きます。

熊川第一発電所すぐ横には、
熊川第二発電所の取水口があります。
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