
大特集・芝川水系の水力発電所6
TAKE10、王子製紙・的場第2
最大出力270kW/昭和27年完成

的場第2発電所と東原発電所を結ぶ2回線発電所間送電線です。
腕金は互い違いで、やたらGW腕金が長いのが特徴です。
この線の大部分は木柱です。

的場第2発電所からの分岐部分です。
的場発電所からの1回線発電所間送電線に、
的場第2発電所からの1回線が合わさって、
2回線になっています。

的場第2発電所の入り口です。

奥にコンクリート製の古い発電所の建物があります。
的場発電所からの発電所間送電線が手前にあります。

的場発電所からの1回線発電所間送電線も変わっています。
奥は大石寺です。

ここもGW腕金がやたら長いです。

一方東原発電所からの1回線送電線は、
「く」の字腕金支持という変わった装柱です。

更にすずらん柱、
ジャンパー線支持懸垂碍子がGW腕金のように上に突き出ている鉄柱と、
おかしな装柱が連続で続きます。
TAKE11、王子製紙・的場
最大出力250kW/昭和11年完成

的場発電所は的場第2発電所の下流にあります。
道路から奥まった、大石寺の敷地の端にあるので、
わかりにくいです。
ここから先ほどの1回線発電所間送電線が分岐しています。

一方、送電線の方はまだまだ続きます。
すずらん柱を鉄柱にしたバージョンです。

そして中部電力管内でよく見かける、
LP碍子支持の送電線柱になります。

そして、いきなり地中に潜ってしまいます。
しかし、ここで終わりでなく、
ここから更に南下した所から再び地上に顔を出します。
そして、王子製紙の富士工場まで続いています。
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