電線・鉄塔ファン必見!秘境清滝1

栃木県日光市「清滝」は古河電工で栄えた町です。
ここは、電線ファンにとっては面白いところです。ぜひ行ってみてください。
今回は電線ばっかで本当に「電線秘境」です。




清滝に着いてまず最初に拝んだのはこの鉄塔です。
1回線なのですが、将来的には2回線にできるようです。
それにしても、腕金の間隔が狭く、
コンパクトにまとめられているのが企業線らしいです。
下に2本線があるのですがこれは何でしょう?保護線?


上の送電線から500メートルくらい車を走らせると、ある工場の塀が見え、
なにやら意味ありげな中実碍子の工場内配電線があります。
この配電線柱は比較的新しく、
街灯は道路側(工場と反対側)についています。


この配電線はしばらく続きます。
ここの配電線柱から2回線になります。
耐張碍子は1つだけです。


この配電線柱から上に遮蔽線がつきます。
かつてこの上に送電線が通っていた名残です。


この配電線柱を見ると、遮蔽線がもう1回線に見えます。
下の開閉器にCVTで引き下げているのが面白いですが、
開閉器から先の電線は切れています。


遮蔽線終了地点。
鳥居型GWをパワーアップしたような装柱です。


送電線の下を通る配電線。
上の送電線・・・、コンクリート柱でへんな装柱です・・・。


上の写真を別の角度から見た写真です。工場が見えます。
工場に向かって電線が沢山引き込まれています。
なにを隠そうここは有名な古河電工の工場です。
清滝のある日光と、となりの足尾は古河電工の発祥の地で、
足尾銅山で取れた銅で昔は電線を造っていました。
まあ、今は一大グループ企業になってしまいましたが・・・。


しばらくいくと・・・!!
なんじゃ〜こりゃあ!!配電線なのに電柱でなく、鉄塔です。
しかもこの鉄塔、祭りの櫓みたいで変です。
ちょっとオーバーじゃありませんか?


林の中にある配電線柱。電線はなく、死んでいます。
ピン碍子がさびしいです。


ご愁傷さまです・・・。


この配電線柱は上に2個の中実碍子がついているのですが、電線がありません。
街灯用に引込み線が一本あります。


水力発電の導水管です。
発電所は工場内にあり、
この導水管は工場に引き込まれています。

電線・鉄塔ファン必見!秘境清滝2

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