旭台線を追跡1
弊サイト作者はどちらかと言うと配電線の方が専門なので、
送電線追跡は行なわないのですが、
今回の旭台線は何だかやたら錆止めむき出しの古臭い鉄塔で興味を抱いたので、
追跡しました。
※追記/残念ながら、この送電線は撤去されました。
旭台線は南狭山線の下の回線(日高線)から分岐しています。
狭山市内は日高線におんぶにだっこ状態です。
南狭山線の真下にある、
旭台線1号鉄塔です。
いきなり隣の変電所に分岐しています。
隣の変電所は西武鉄道の入間川変電所です。
「入間川」とは狭山市の旧町名でかつ、
狭山市駅の昔の駅名でもあります。
西武は地名・駅名が変わっても変電所名は変えないようです。
この変電所の敷地は狭く、
変圧器などがごちゃごちゃと置いてあります。
遮断器や断路器が並んでいます。
整流器で直流化した電気は、
西武新宿線のき電線に接続されています。
かつては入間市の西武鉄道豊岡変電所にも直流電気を供給していたようですが、
今は連絡用直流電線路が無くなっています。
高圧配電線の方は地下から引き上げています。
さて、旭台線にもどります。
2号鉄塔は1号鉄塔からすぐです。
上を武蔵赤坂線が通るので、
やたら低い鉄塔になっています。
3号鉄塔から架空地線が始まります。
旭台線は殆どの鉄塔の錆止めがむき出しになっていて、
赤茶けています。
4号鉄塔は西武新宿線の線路横にあります。
近くに行くのは不可能です。
五号鉄塔でいきなり進路が北に変わります。
五号鉄塔の表札です。
昭和39年で意外と古くありません。
この先の工業団地が造成された頃に建設した路線だと思われます。
ただ、塗装は開設時から塗りなおしていないと思われます。
6号鉄塔でまた進路が変わります。
奥の鉄塔は5号鉄塔です。
7号鉄塔は旭台線では珍しい引き通しの懸垂碍子です。
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