港北変電所と京浜変電所21


さて、27万5千ボルトの1次側鉄構から西側の1次側鉄構に母線は向かいます。


手前の母線は西側の1次側鉄構に繋がっているのですが、
写真奥の方にある南側の母線は変圧器に繋がっています。
なお、一部母線は計器用変成器と避雷器に接続されています。


避雷器があります。
手前で地中に引き込んでいるようです。


京浜変電所の作業道路は変電所の南北を真っ直ぐ通っています。
奥に変電機器を載せた車があります。
一番南側の変圧器を新しく交換する工事をしているようなので、
その変圧器の関連の機器かと思われます。
何の機器か興味深いです。


変電所入口に貼ってあった、
変電所施設の役割と仕組みのポスターです。
京浜変電所はこの絵で言うと1次変電所になります。


作業用道路の隣は変圧器です。
変圧器は北に3台、変電所の事務所建物を挟んで南側に2台の計5台あるようです。


1次側西側鉄構です。
1次側の鉄構が東西に渡っているのは、
西側から秦浜線を接続しているからです。


断路器を挟みます。


手前の木が邪魔ですが、断路器の隣は遮断器です。


秦浜線の引き込み部です。
独立した門型鉄構で引き込んでいます。


秦浜線は4導体ですが、
引き下げ線だけは2導体になっています。


秦浜線の引き下げ下部です。
計器用変成器は3相とも接続されています。
その後に先ほど木々で被ってよく分からなかった遮断器があります。


秦浜線は新秦野変電所から来ています。
4導体で重厚な鉄塔なので、
一見50万ボルトの送電線に見えてしまうのですが、
この送電線は27万5千ボルトです。
写真の鉄塔の耐張碍子は左側(京浜変電所側)の数が本来の27万5千ボルトの数で、
右側の数(新秦野変電所側)は50万ボルト級の数になっています。

港北変電所と京浜変電所22

川柳五七の電線のページ3Sへ戻る

川柳五七の電線のページトップへ

たわたわのぺーじトップへ