港北変電所と京浜変電所22


変電所西側から見た1次側です。
先ほどの一番北側の変圧器の正面を見ることが出来ます。
この変圧器は冷却ファンで冷やすタイプです。


その隣の変圧器は冷却ファンが見られず、
地中から電線を引き上げているので、
ブッシングも見られません。
この変圧器は高岳製作所製ですが、
ロゴが新しいので、比較的最近交換設置したものだと推測されます。


変圧器の前は調相設備になっています。
コンデンサと直列リアクトルの静止型調相機もあるようですが、
変圧器の前の調相設備は同期調相機のようです。


変なところにポツンとコンデンサが1台だけある〜?
と思ったのですが、
このコンデンサが置いてあるところは簡易資材置き場でした。
なので、このコンデンサは使われていません。


先ほどの冷却ファンが沢山ある変圧器からの母線がその隣の変圧器の前を横切り、
2次側鉄構に接続されています。


2次側の引き出し部に向けて母線が通っています。
2次側から出入している送電線はすべて単導体なのですが、
母線は2導体になっています。


2次側鉄構です。
ここから4路線が出入しています。


先ずは浜岡線と北浜線です。
だいぶ前のページに出たのでお忘れになられた方もいらっしゃるかと思いますが、
浜岡線は旭変電所に、北浜線は港北変電所に行く送電線です。
浜岡線が一番北側(写真左側)、北浜線がその隣出ています。


浜岡線1-2号鉄塔(写真左)と、北浜線1-1号鉄塔です。
浜岡線はこの鉄塔以外独立した鉄塔が無いため、
北浜線の鉄塔番号を拝借しています。


浜岡線は北浜線2号鉄塔で北浜線の下に入ります。


北浜線引き出し部です。
遮断器が特徴的でブッシングが6方向に向いています。
縦横母線両方に接続出来、
複数のパターンの遮断が出来るマルチ型の遮断器です。

港北変電所と京浜変電所23

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