
港北変電所と京浜変電所18

そして、南川崎変電所になります。
19号鉄塔で下の2回線を引き上げています。

南川崎変電所はGIS変電所なので、
引き上げは地中からです。

白石線の上の2回線は奥の20号鉄塔(写真左)から引き上げています。
写真右隣の送電線は東電の昭電大川線と昭電の送電線が共架されている面白い鉄塔です。
この送電線は今回の特集と直接関係無いので、別途特集いたします。

上の2回線地中引き上げ部です。

南川崎変電所は新しい変電所なので、
GIS変電所になっています。
この変電所のガス絶縁開閉装置は結構大型で、
意外とスペースを使っています。

南川崎変電所の変圧器前に何故かPCB汚染物が入ったドラム缶が置いてあります。

PCB汚染物のドラム缶後にガス絶縁開閉装置の管が寝かされています。

そんなPCB汚染物ドラム缶の前にマイクロ波アンテナがあります。

変圧器は大型です。
GIS変電所の場合、
変圧器にブッシングがないため電線の引き込みが分かりにくいことが多いのですが、
この変圧器は地中から電線を引き上げているのがよく分かります。

変圧器は敷地の中央部に大小6台あるようです。

ガス絶縁開閉装置は西側と東側にそれぞれあります。
路線名を読み取る事が出来ないので、
何の地中線が出ているのか分からないのですが、
27万5千ボルトの地中送電線は、
変電所南側の湾岸埋立地にある、
東扇島火力発電所から来ている東扇島火力線と、
京浜変電所から来ている南川崎線、
池上変電所に向かう南池上線の3路線がこの変電所に接続されています。
ガス絶縁開閉装置の大きさから考えると
それ以外にも沢山の地中線が分岐していると思われ、
(確証はありませんが)一部は南川崎変電所北西斜め前にある、
昭和電工白石変電所に繋がっているかもしれません。
なお、南川崎変電所に出入している架空送電線は白石線しかありません。

東側ガス絶縁開閉装置裏側です。
もう少し手前にあれば路線名の札が読み取れるのですが・・・。
港北変電所と京浜変電所19へ
川柳五七の電線のページ3Sへ戻る
川柳五七の電線のページトップへ
たわたわのぺーじトップへ

|