北東京変電所と岩槻変電所7
「岩槻変電所に接続しなかった西越谷線は?」と言うと・・・。
岩槻変電所より更に南の西越谷変電所に引き込まれます。
西越谷変電所はJR武蔵野線東川口駅から徒歩30分程度のところにあります。
変電所の敷地は狭く、地味な中間変電所なのですが、
マイクロ波アンテナは一人前に立派な紅白鉄塔になっています。
この西越谷変電所、出入送電線は7路線あるのですが、
一次側に接続する送電線はこの西越谷線だけで、
あとはすべて二次側に接続する6万6千ボルトの送電線です。
西越谷線だけでは予備系統がないのですが、
この変電所はどちらかと言うと、
元からあった二次側の送電線の電力需要の増加に伴い、
中間で電力を供給する目的で新設された変電所なので、
西越谷線に万が一のことがあっても、
余程の事(夏の電力ピーク時と重なるなど)がない限り支障はないようです。
西越谷線は引き下げ後、すぐガス絶縁開閉装置になります。
西越谷変電所は完全GIS化されています。
西越谷変電所の敷地は道路に挟まれた狭い三角形の土地なので、
GISでないと敷地が足りないと思います。
引き下げ直ぐの部分は「PT」と書いてあるので、
計器用変成器の部分かと思います。
ガス絶縁開閉装置のパイプは断路器部分(写真中央)と遮断器部分(写真右)を通り・・・、
横母線に接続します。
西越谷線のガス絶縁開閉装置と変圧器の間に調相設備があります。
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