北東京変電所と岩槻変電所3


変電所西側から引き上げているのは西越谷線です。
2導体ですが、15万4千ボルトなので、引き上げ部は単導体になっています。


西越谷線の引き上げ部は、
例のPCB含有物のカバーで包まれたものが邪魔してよく見えません。


西越谷線2号鉄塔です。
西越谷線は変電所の西側と南側を囲むように通っています。


さっきから全然登場しなかった、この変電所の(稼働中の)コンデンサですが、
変電所南側正門付近にあります。
変電所の正門は西越谷線2号鉄塔と3号鉄塔の間にあります。
写真には写っていませんが、
正門手前には東京電力福利厚生用のテニスコートがあります。


西越谷線3号鉄塔で、下に白岡線を挟みます。
電圧は西越谷線と同じく、15万4千ボルトです。


白岡線引き上げ部は管路気中送電線になっています。
引き上げブッシングは避雷器に接続されています。


白岡線引き上げ後では、二次側のガス絶縁開閉装置が整然と並んでいます。
写真右よりで白岡線の管路気中送電線とガス絶縁開閉装置が繋がっています。


受水槽の前でもガス絶縁開閉装置のパイプが複雑に繋がっています。


ここは、ガス絶縁開閉装置の北鳩線部分です。
北鳩線はこの後ご紹介します。


ガス絶縁開閉装置の北鳩線部分の斜め前が変電所の事務所になっています。
事務所横は「危険物地下タンク貯蔵所」と言う札の掲げられた空き地になっています。
空き地の下にその危険物の貯蔵タンクがあるのだと思われます。
「危険物」が何かは分かりませんが、おそらくPCB汚染物だと思います。


変電所事務所の北側にマイクロ波アンテナがあります。


変電所南東側では北鳩線が引き上げられています。


北鳩線は4回線の送電線ですが、
1号鉄塔だけ甲乙鉄塔に分かれていて、
それぞれ2回線を引き上げています。


次の2号鉄塔で4回線併架になり、
鳩ヶ谷変電所に向かいます。

北東京変電所と岩槻変電所4

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