京北変電所と花畑変電所9
そして、変圧器になります。
変圧器はいくつか台数があります。
西側の変圧器は防音壁に囲まれていませんが、
東側の変圧器は住宅に近いせいか防音壁に囲まれています。
一次側になります。
遮断器はやや大きいタイプになっています。
そして、断路器です。
断路器も碍子の部分が長くなっています。
断路器は2列あります。
そして、計器用変成器と遮断器です。
遮断器は空気遮断器です。
一次側出入手前に避雷器と地中引き上げケーブルヘッドがあります。
そして、一次側出入になります。
かつて、花畑変電所一次側北西から蔵前線と言う3回線の送電線が出ていました。
写真撮影の時点では既に蔵前線は廃線されていて、
ジャンパー線は切られていました。
廃線直後の蔵前線1号鉄塔の写真です。この写真を写真Aとします。
蔵前線はかなり昔に梅島変電所と蔵前変電所の間を地中化したのですが、
花畑変電所から梅島変電所の短い区間だけは架空送電線で残っていました。
最近、残っていた区間も地中化され、架空送電線は廃止になり、撤去されました。
蔵前線は花畑変電所の西側を回り、南西側に出ていました。
3号鉄塔から先は北千住線共架鉄塔になり、
下に北千住線を挟んでいました。
蔵前線4号鉄塔だった鉄塔です。この写真を写真Bとします。
蔵前線はこのヘンな形の矩形鉄塔が主体になっていました。
上の蔵前線は真ん中の回線だけV字の懸垂碍子になっていました。
一方、下の北千住線は狭苦しいドナウ配列になっていました。
「蔵前線は使っていないので、
蔵前線の2回線を北千住線に転用すればゆったりした感じになるのですが・・・。」
と思っていたら、本当に転用(スライド)する工事がこの直後に始まりました。
蔵前線4号鉄塔の設置は昭和33年らしいのですが、
本当に昭和33年なのでしょうか??
昭和一ケタ台の鉄塔に見えるのですが・・・。
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