JRと東武の送電線コラボ1

今回はJRと東武の送電線コラボ企画(?)でもしましょうか?
(注・現在、東武側の送電線はすべて撤去されています。)






東京電力の川越線44号鉄塔です。
ここから2回線の送電線が分岐しています。


送電線は東京電力の東武川越線で、
鉄塔は写真右の1本と真ん中の門型鉄塔の2本だけです。
右の鉄塔はJRの川越変電所へ送電線を分けています。


JRの川越変電所建物の上に門型鉄塔があり、
そこから建物内に送電線を引き下げています。


門型鉄塔の中段付近に断路器があります。


後ろから見てみると、
上の回線の断路器は遮断されているのが分かります。
ビームに貼ってある札には「川越線1号/2号」、「指扇線1号/2号」と書いてありました。


変電所建物前に冷却クーラーに覆われたシリコン整流器(SR)があり、
上部から沢山の電線を引き込んでいます。
電線は高麗川駅方向と指扇駅方向に分かれています。
いずれも整流器で直流にしたあと、
東武東上線の線路下を地中で通って、
JR川越線の架線に接続されています。


JR川越変電所脇に小型の変圧器らしきものがあります。
少し離れていたので何の装置か確認できませんでした。


JR川越変電所の建物裏に整流器や変圧器の冷却クーラーが数台あります。
整流器も変圧器も冷却に純水を使うのが一般的だそうです。


さて、JR川越変電所はここまでで、
今度は東京電力の東武川越線終点の門型鉄塔を見てみます。
門型鉄塔は階段状になっていて、
下は東武東上線の線路が通っています。


門型鉄塔中段に断路器があります。
ここも上の回線が遮断されています。


門型鉄塔から引き下げた送電線は東武川越受電所に入ります。
まあ、「東京電力から電気を貰うところ」ですね。


受電所の注意看板です。
不謹慎ですが、
避雷器らしきものに触って感電している少年の表情がなんとも言えません。

JRと東武の送電線コラボ2

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