京北変電所と花畑変電所2


変電所を周囲を回ってみると、
断路器などの機器の一部分が置かれている所があります。


変電所の南側入口から見た写真です。
何故か踏み切りの道路標識があるのですが、
これは何でしょうか?
道路の盛り上がっているところはただのハンプで、
線路らしきものはないのですが・・・。


そんな謎の踏切標識の横にコンデンサがあります。


鳩ヶ谷変電所の碍子洗浄水の受水槽(左)と絶縁油タンク(右の台の上)です。
絶縁油は地中送電線で使うOF・POFケーブルの絶縁油が入っているのかと思われます。
高いところを通る架空送電線と違い、
地中送電線はコロナ放電で他の地中埋設物を電食させてしまう可能性があるため、
ケーブルに粘度の低い絶縁油を流して絶縁しています。
絶縁油のタンクを高い台の上に置くのは、
落差を利用して絶縁油を流しているからです。
ただ、昭和40年代半ば頃に絶縁油を使わない架橋ポリエチレンが使われるようになったので、
今もこのタンクが使われているのかは不明です。


次は鳩ヶ谷線です。東側から出ています。


鳩ヶ谷線の引き上げ部です。
鳩ヶ谷線は地中から引き上げています。
後ろの建物は鳩ヶ谷制御所の建物です。


制御所の駐車場前に冷却クーラーと変圧器があります。
後ろの送電線は宮前線です。


北側は従来通りの断路器&ガス遮断器構成になっています。


ガス遮断器と計器用変成器です。
これこそ変電所です。


そして、整然と並ぶ断路器です。
部分部分で遮断されています。


変電所北側部分です。変な形の避雷器があります。


北側から安行線(手前)、北鳩線(真ん中)、
美園線&鳩浦線(一番後ろ)が出入しています。


安行線は京北変電所に繋がっています。
写真の2号鉄塔は高さが低い鉄塔です(写真では下部が写っていませんが)。

京北変電所と花畑変電所3

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