いざ!昭電へ!2

秩父市影森地区を歩くと東京電力のものではない配電線が・・・。
実はこの線、昭和電工の配電線なのです。

一見東京電力の配電線に見えるのですが、
開閉器などに違いがあります。

上の写真の約6年前の写真です。
この当時はとても簡単な構造の耐張碍子になっていて、
この先はCVケーブルになっていました。
CVケーブルを普通の架空線にするパターンは極めて珍しいです。

引き通し碍子は中実碍子になっています。

昭電の配電線が東電の配電線の下を何もないように交差します。
この光景が怪しさをかもし出します。

上の写真の約6年前の写真です。
当時は架空地線がなく、
ジャンパー線支持碍子はピン碍子でした。

この配線柱の耐張碍子は先端カバーがありません。

この配電線の終点は影森駅横にある昭和電工の倉庫です。

配電線はもう一路線あります。
こちらは木柱もあり、架空地線がない区間があります。

この配電線柱は開閉器を通って分岐する線がありますが、これは・・・、

この簡単な変電設備に繋がっています。

上の写真の約6年前の写真です。
当時は金網だったので、中の変圧器を見ることが出来ました。

変電設備に繋がっている小屋の入り口には「市水小屋」と書かれています。
昭和電工の工場で使う秩父市水道のメータやバルブ、
ポンプなどが中にあるのだと思われます。

この配電線柱は腕金に突起をつけ、
さらにその先端に耐張碍子を取り付けています。
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