難解配電線1

世の中には理解できない配電線があります。



TAKE1


さて、本日も電線追跡でもしましょうか。


????
なにこれ・・・。上の回線がピン碍子で、
下の回線が中実碍子になっている?
よく見ると下の回線の方が若干電線が太いです。


全く同じ装柱が十数本続きます。


やっと異なる装柱になったと思ったら、
ここから1回線に減ります。
上の回線は完全に引き下げられ、
下の回線は分岐線を引き下げています。


どのくらい続くのかなと思ったら、
次の配電線柱で終わりでした。
GWキャップがピカピカなので最近設置した電柱だと思います。

TAKE2


よーく手前の配電線柱と奥の配電線柱を見てください。
動力線に注目です。


動力線の腕金が高圧線並みの長さになっていて、
槍出になっています。
東電管内ではあまりない装柱です(他管内では一般的ですが)。
そして、その腕金には3本の線がありますが、
一番右側は単なる支線です。

TAKE3


なんだか工場への引込線がごちゃごちゃしています。


よく見ると、高圧線は一旦CVTケーブルになり、
引込線側の電柱に接続しています。
2本の引込線側の電柱を通ったあと、
また通常の架空線になります。

TAKE4


この開閉器は自家用として購入したものでしょう。
東電ではこの形の開閉器を見たことがありません。


この線はピン碍子支持です。
耐張碍子はカバー簡素タイプでひ弱な感じを受けます。

TAKE5


高圧線は開閉器を通っているので、
上のジャンパー線支持用の中実碍子はいらない気がしますが・・・。

難解配電線2

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