
難解配電線2
TAKE6

普通の引き通し配電線柱に見えますが、
本線の高圧線に接続されていない、
変な引き下げ線があります。

引き下げ線の電線管には「連絡用ケーブル」と書かれています。
この線は近くの配電用変電所に繋がっているようです。
なお、電線管は最近取り付けたような感じではなく、そこそこ傷んでいます。

根元を見ると、その引き下げ線の電線管の隣にも、
途中で切れている電線管があります。
こちらは新しく設置したような感じです。
本当に何なのでしょうか?
TAKE7

鳥居型GW途中に腕金があり、
そこから高圧線を吊り上げるような線が出ています。

この配電線柱の先には鉄道の踏切があります。
高圧線が鉄道の線路を交差する時は、
レール面から5.5メートル以上離さなければならないので、
何かの自然現象(雪や風など)で電線が垂れ下がって、
その規定以下になることを防止するため、このようにしているのかと思います。

踏み切りの反対側の配電線柱も同じような装柱になっています。
撮影時は冬場で高圧線のたるみが少なかったため、
逆に高圧線を吊っている線は若干たるんでいました。
TAKE8

高圧線の腕金からGWキャップにかけて黒い棒が取り付けられています。
腕金の先に防巣用の針(鳥返し)があるため、
おそらく、鳥が腕金にとまらないようにするためのものだと思います。

この配電線柱も同じようになっています。
でも、鳥避けにしては電線自体にはとりパスとかトマラインとか付けていないのですが・・・。
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