
新野田変電所と新京葉変電所8

潮止線の隣では小松川線を引き上げています。
やはり黒相だけ計器用変成器に接続されています。

小松川線2号黒相の計器用変成器です。
後のガス絶縁開閉装置上のブッシングから小松川線が出ています。
小松川線は東京の東側を大きく迂回しながら、
都営新宿線船堀駅に近い小松川変電所に向かっています。

あと、南側から出ているのは亀戸線です。
潮止線、小松川線、亀戸線はいずれも東京都心近くまで延びている架空送電線です。

亀戸線引き上げ部のブッシングです。
亀戸線は亀戸変電所に向かっています。

右のガス絶縁開閉装置は三郷浄水線の引き下げ部分です。
確認出来た地中線は先ほどの中曽根線とこの三郷浄水線、
そして、公式に送電路線図に載っている墨東線と上野線ですが、
このほかにも地中線があるかと思います。

写真左が小松川線と亀戸線です。
小松川線と亀戸線は途中まで共架されていて、
小松川線の方が上になっています。
一方、写真右の潮止線は1号2号が上で、3号4号が下になっています。

小松川線と亀戸線が北葛飾変電所のマイクロ波アンテナの前を横切ります。

小松川線と亀戸線は共に15万4千ボルトなので、
装柱的には一緒です。

小松川線と亀戸線はいきなり進路を西に変えます。
この方向は越谷の方向で、小松川変電所や亀戸変電所とは全く別の方向です。
両線がいかにあちこち迂回しているのかが分かります。

一方、潮止線は何故か6回線分支持できる鉄塔になっています。
下の2回線分は使われていないのですが、
これから別の2回線送電線が増設されるかもしれません。

潮止線の鉄塔は写真の引き下げ線用の腕金がある鉄塔まで、
6回線分支持出来る鉄塔になっています。
北葛飾変電所から500メートルも離れていないところです。
この下に変電所か、地中引き込みを造るのでしょうか?
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