
新野田変電所と新京葉変電所7


さて、北葛飾線と野田線ですが、
先ほど申しました通り、
この2路線は共に埼玉県吉川市の北葛飾変電所に繋がっています。

北葛飾変電所では先ず先に上の北葛飾線を引き下げます。

北葛飾線引き下げ部の門型鉄塔です。

一方、野田線は二次側接続なので、変電所の東側に回りこみます。

野田線引き下げ部です。

野田線の引き下げ部下にはガス絶縁開閉装置があります。
北葛飾変電所は完全GIS変電所です。
ガス絶縁開閉装置は変電所敷地の北側(一次側)と南側(二次側)の2ヶ所あり、
野田線は南側のガス絶縁開閉装置に接続されています。

敷地南側のガス絶縁開閉装置を西側に向かって辿っていくと、
先ず、潮止線の部分になります。
潮止線は北葛飾変電所から花畑変電所を結んでいます。

潮止線引き上げ部です。
写真は3号黒相の計器用変成器です。
潮止線は4回線の送電線ですが、
東から1、2、3、4号線の配列で引き上げています。
それぞれの回線の赤相、白相、黒相のうち、
黒相だけ引き上げ部で計器用変成器に接続されています。

潮止線4号黒相の引き上げ部分下の計器用変成器です。
ガス絶縁開閉装置の裏側に変圧器のコンサベータが見えます。

ガス絶縁開閉装置は下に太い間が貫通していて、
これがメインの母線になっています。

ガス絶縁開閉装置の間と間に地中線が出ています。
潮止線の所では中曽根線と言う地中線が出ています。
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