東電の配電技術技能研修センター1
昔は東京電力の配電技能研修施設が各所にあって、
沢山の練習用配電線柱が並んでいる風景が見られたのですが、
業務の効率化のためか、関連会社に配電工事を委託したり、
資産売却のため、配電技能研修施設を閉鎖したりしたため、
最近では殆ど見られなくなってしまいました。
何とか沢山の練習用配電線が見られる場所はないかと地図を色々見てみたら、
やっと探し当てる事が出来ました。
浦和美園駅から徒歩30〜40分歩くと、
送電鉄塔の下に沢山の配電線柱がごちゃごちゃある場所に辿り着きます。
送電ファンでしかも配電線に興味のある方でないと行くのはしんどい場所です。
ここは尾が崎の東京電力配電技術技能研修センターです。
敷地面積はさほど広くはありませんが、
所狭しと練習用配電線柱がたっています。
短いスパンで電柱が立ち並んでいます。
ここら辺は縦型装柱などの都市型装柱の練習場所のようです。
下にはCVTの練習線もあります。
色々な装柱パターンに対応出来る様に、
一つの配電線柱に複数の腕金が取り付けられている場所があります。
何列にも渡って練習用配電線が通っています。
手前から2本目の配電線柱・・・、何だかやたら細いのですけど・・・。
これって引込線用の鋼管ポール柱ではないのですか?
(しかもコンクリート柱に継ぎ足し・・・。)
高圧線をそれに取り付けると言うのは通常の装柱では絶対見られません。
腕金やGWキャップが派手に折れ曲がっているのがあります。
失敗したのでしょうか?
真ん中よりやや左の配電線柱の引き下げ線はかなり長いです。
しかし、引き下げ下はカットアウトだけで、変圧器は取り付けられていません。
その隣の配電線は、架空地線がヘロヘロで、
GW支持のところでぐるぐる巻きにしています。
ここら辺も面白い装柱が見られます。
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